『ニュークラシックアワード賞』とは?【旭川家具WOW】
2021.11.25 読み物デザイナーの感性に共感する旭川家具のWOWは、デザイン賞を受賞した作品の製作を手掛けております。数々の受賞の中には、「ニュークラシックアワード」の入選作品もございます。
ニュークラシックアワードとは、デザイン面・機能面において長期的、普遍的に受け入れられるであろう作品に贈られる賞です。以下ではもう少し具体的に成り立ちや意義についてみていきましょう。
ドイツの雑誌『schöner wohnen』が認定
みなさんはドイツと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
「ドイツといえば車」と思った方も多いかもしれません。ベンツ、アウディ、BMW……。機能・デザインどちらをとっても素晴らしい車ばかりです。
そんな高級車たちがつくられているドイツから、インテリアに関する情報をまとめる雑誌『schöner wohnen』が発刊されています。日本語読みすると、「シェーナボーネン」。
シェーナボーネンが認定する賞『neue klassiker』は英語では「new classic」。「斬新ではあるもの」「数年に渡ってインスピレーションを与えるようなもの」「普遍的に受け入れられるもの」という意味があります。
ニュークラシックの秘密は、時代を超えた造形と、機能への最適化。まさに、機能とデザインの両立ですね。
SORAHEはニュークラシックアワードを受賞しました
デザイナー:桐本 隆士(きりもと たかし)
公式オンラインショップSORAHEは2007年、ニュークラシックアワード歴代優秀作品デザイン群に名を連ね、業界内外に強力に認知されました。
「樹木はもちろん、建築や信号機のポールなど縦に伸びる物は、先が細く狭い。」
SORAHEのデザイナーである桐本隆士氏は、ローマのレンガ造りの建物の壁が必ず内転び(上の方が内側に傾く)になっていることから、この自然現象に気がつきました。
人工の物でも、それしか持ち得ない自然美があり、どんな物であれその可能性を秘めている。
そのインスピレーションをもとに、「棚」をよく観察し、重力という自然現象を重ね合わせ、棚しか持ち得ない美を発見したのです。
それはまるで、そびえ立つ樹木である。こうして見出された美しさは揺るぎないものなのになりました。
ニュークラシックアワード以外にも、SORAHEは2005年IFDA、旭川国際家具コンペティションにおいてゴールドリーフ賞を受賞。 アートと呼ぶに相応しいシェルフです。
公式オンラインショップ