デスクワーク中にもなってしまう!エコノミークラス症候群とは?
2022.05.25 読み物仕事中の足、むくんでいませんか?
それ、エコノミークラス症候群の前触れかもしれません。
この記事では、最悪の場合死に至るエコノミークラス症候群の原因や対処法、ご自宅でのケアなどを解説させていただきます。
エコノミークラス症候群とは血栓ができてそれが体に悪影響を及ぼすこと
エコノミークラス症候群とは、同じ姿勢でいつづけることで血栓ができ、それが体に悪影響を及ぼすことです。
ここでは、どのようにしてエコノミークラス症候群になるのかをお話させていただきます。
エコノミークラス症候群の語源と原因
元々は名前の通り、飛行機のエコノミークラスで多発したことから名付けられました。現在では「旅行血栓症」とも呼ばれるエコノミークラス症候群は、長時間同じ姿勢でいることで足(ふくらはぎ)がむくむことが原因です。
そもそも足のむくみとは、血液中の水分が血管の外に出たものであり、水分を失った血液はドロドロになります。この状態の血は、血栓(血の塊)ができやすく、血栓ができた時に立ち上がってしまうと血流に乗って血栓が移動してしまいます。
エコノミークラス症候群の危険性
先ほどお話した血栓が、血流に乗って肺に到達、そして細い血管を詰まらせます。血流が極端に少なくなることから、息切れや胸の痛み、ひどい時には失神が起こります。これは「肺塞栓」と呼ばれる状態で、死亡者も報告されている非常に危険な状態です。
デスクワークでも発症する
先ほどお話した通り、エコノミークラス症候群の原因は「同じ姿勢で座り続けること」なので、乗り物だけでなく長時間のデスクワークでも発症する可能性があります。特にパソコン作業の方は、集中して取り組んでいることで、気づいたら1時間経っていたという経験もあるのではないでしょうか?
では、このエコノミークラス症候群を引き起こさないようにするために、どういった対処法があるでしょうか。次の見出しで解説させていただきます。
エコノミークラス症候群の予防方法3つ
エコノミークラス症候群にならないようにするには、血栓ができにくい環境を作ることが大切です。ここでは、血栓ができにくくなるための対処法を3つ紹介します。
足を動かす
最も簡単な対処法は、足を動かす事です。席を立つことが難しい場合でも、かかとの上げ下ろしや、ふくらはぎを揉むだけでも効果があります。
水分を取る
1時間当たりコップ半分程度の水をこまめに飲むことで、血液がドロドロになることを防ぎます。むくみを軽減する効果も期待できるため、手軽かつ有効な対処法です。
ゆったりとした服装を選ぶ
血流が悪いと、血栓ができやすくなります。特にスーツでお仕事されている方は注意が必要で、ウエストを少し緩め血流を良くすることで血栓の発生を防ぐようにしましょう。
自宅での環境も大切
お風呂に入った際に、ふくらはぎをマッサージしてあげる、足裏樹液シートを貼るなどのケアも重要になってきます。
また、自宅の環境を整えることも大切です。
例えば、ソファに座って読書をする際に、オットマンと呼ばれる足の置き場を追加してあげる。座るだけで自然と正しい姿勢になり、疲れにくい状態で作業をするなど。
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WOW公式ネットショップまとめ
今回の記事のポイントは以下の通りです。
- エコノミークラス症候群の原因は、血栓
- 血栓は、同じ姿勢で座り続けることで発生し、最悪の場合肺塞栓を引き起こす
- 対処法は、足を動かすこと、水分補給をすること、ウエストをきつくしないこと
- 自宅の環を整えることも大切
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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