ギターの弾きやすい椅子|快適な演奏に求められる「half chair」が持つ機能について。
2023.07.10 チェアギターを演奏するひとときを、より快適に。今回ご紹介するhalf chairシリーズは、ギターやチェロのような弦楽器奏者に適した椅子です。
ギターの演奏に理想的な椅子の5つのポイント
ギター用の椅子に求められるポイントを紹介します。
①太ももにギターを乗せやすい座面の高さ
椅子に座ってギターを演奏するうえで、ギターを安定して乗せるための足の角度には気を付けたいポイントです。
足の角度が良くないとギターを持つ手に不自然な力が入ってしまうため、演奏のクオリティが下がってしまいます。
身長によっても異なりますが、足を地面につけて膝が約90度に曲がる高さが理想的です。
②自然と背筋が伸びる
立ってギターを弾く時と同じ姿勢でいることがギター用の椅子にとって重要なので、椅子に座ってギターを弾く際は、背筋が自然と伸びる状態が望ましいです。
③上半身を自由に動かすことができる
ギターを弾く時、腕はギターを持つため左右に大きく広がります。左手でコードを押さえて右手でストロークをするため、ギターを弾く際の上半身周りには自由な空間が必要になります。
アームレストやハイバックの椅子は上半身の自由度が低く、演奏しにくくなってしまいます。half chairは背もたれが低いデザインで、腕回りも自由度が高い設計になっています。
half chairがギター用の椅子として理想的な理由
half chairはインテリアデザイナーであるチョン・ウジン氏がデザインを手がけています。
2011年に国際家具デザインコンペティション旭川(IFDA)で最高賞のゴールドリーフ賞を受賞するなど、各界から高い評価を得ているチェアです。
このhalf chairがギターの演奏に適している理由には、いくつかのポイントがあります。
①ギターの演奏に理想的な姿勢をキープできる
half chairシリーズは、通常の椅子と比べて座面の奥行きが半分になっています。自然に骨盤が立ち、背筋を伸ばして座ることができる設計です。ギターを弾く時の理想的な姿勢をキープできます。
②持ち運びに便利なコンパクトサイズ
女性でも片手で持ち運びができるほど軽量であり、サイズもコンパクトなため場所を取りません。普段は壁際においてギターを弾く時にだけ移動させることができます。
背もたれも大きすぎないため、ギターを弾く際にストレスなく腕を動かすことができます。
③しっかりとした耐久性
厳しい耐久テストをクリアして製品化されており、デザイン性との両立を実現しています。
④シンプルで洗練されたデザイン
座面と背もたれ部分の緩やかな曲線と、直線に伸びる4本の脚のコントラストが特徴的です。シンプルでありながらも洗練されたシルエット。壁際に飾るだけで絵になるデザインです。
⑤セミオーダーが可能
half chairシリーズは、脚をカットして、自分の体にぴったり合う高さに調整することが可能です。
half chairが、あなたのギター演奏を最上級の時間に
一生モノとして使い続けることができる木製家具は、ギターと同じように使えば使うほど愛情が増していく魅力があります。
ギターの傷や変色に味わいを感じるように、木製家具も経年変化により深い味わいがもたらされるのです。
half chairはきっと、ギターを弾く時間だけでなく毎日の生活に寄り添ってくれるでしょう。
大事なギターに加えて、一緒に日々を過ごしていくパートナーをもうひとつ増やしてみてはいかがでしょうか。