背筋が伸びる椅子「half chair」。好みの長さに脚をカットできるセミオーダー仕様。
2023.07.17 チェアデスクワークや食事中など、椅子に座っているときに姿勢が悪くなっていませんか?
長い時間椅子に腰を掛けていると、知らず知らずのうちに、腰や背骨に負担をかけてしまうものです。
かといって、「姿勢を正しくしなければ」と意識してみても、姿勢を維持するのはそう簡単ではありません。
そこでこの記事では、北海道旭川の家具メーカーWOWが、長時間座っていて姿勢が悪くなってしまう理由と、WOWの人気製品「half chair」が持つ、「自然と背筋が伸びる機能美」についてご紹介します。
通常の椅子に座っていて姿勢が悪くなる理由は「腰まわりが自由だから」
まず、通常の椅子に長時間座っていてなぜ姿勢が悪くなってしまうのかについて知っておきましょう。
通常の椅子は座面が広く腰回りに余裕があるため、長時間座っていると理想的な姿勢に必要な「骨盤を立てる」ことができなくなってしまうのが理由のひとつです。
椅子に浅く腰を掛けてもたれかかると骨盤は後ろにずれ、脚を組めば骨盤は左右にずれてしまうのです。
もしくは、胸を張り背中を過剰に後ろへ反ってしまう「反り腰」という状態だと骨盤が前にずれてしまい、腰への負担が大きくなります。
つまり通常の椅子は「骨盤がずれる」ことを簡単に許している、という表現をしても過言ではないでしょう。
half chairが持つ半分の座面は、自然と背筋が伸びる「機能美」
half chairは、通常の椅子に比べて座面の奥行きが半分程度です。一見座りにくそうに見えるかもしれません。
しかし、この半分の座面は座る人の骨盤を自然と立たせてくれる役割を持ち、それが長時間座っていてもきれいに背筋を伸ばすことにつながります。
座面を半分にすることで、腰まわりの余分なスペースを無くしているのです。座り心地を追求した機能美が、このシンプルで洗練されたデザインを生み出しています。
half chairはデザイン面においても高く評価を得ており、2011年「国際家具デザインコンペティション旭川(IFDA)で最高賞であるゴールドリーフ賞を受賞しています。
あなたの生活に「half chair」という提案。
half chairが持つ半分の座面は、もちろんコンパクトなサイズであることも特徴のひとつです。「ハーフサイズ」のこの椅子は置く場所を選びません。
ダイニングチェアとして用いれば、ダイニングテーブル周りの印象をすっきりさせることができます。玄関に置いても場所を取りません。
「チェロ演奏者の椅子を」というコンセプトで生まれたため、オプションで引き出しを追加すれば、ヤニやピックなどのアイテムを収納することも可能です。
どんな空間にも調和するコンパクトサイズのhalf chairは、生活空間に豊かなスペースを与えてくれます。
脚カットができるhalf chairはぴったりとあなたの身体に寄り添います。
half chairの通常の座面の高さは43.9cmですが、使用者の身長に細かく合わせた座面の高さになるよう脚をカットすることが可能です。
理想的な座面の高さというのは、椅子に座った時に足裏が床につくかどうかが基準と考えることができます。
理想的な座面の高さが分かる計算式
理想的な座面の高さを概算できる計算式をご紹介します。参考までに、いま使っている椅子の座面の高さが理想的なものかどうかチェックしてみてください。
身長×0.25 =座面の高さ(cm)
身長(cm) | 座面の高さ(cm) |
---|---|
150 | 37.5 |
155 | 38.75 |
160 | 40.0 |
165 | 41.25 |
170 | 42.5 |
175 | 43.75 |
180 | 45.0 |
“つかいたい”を、つくりたい。WOWのものづくりについて。
WOWは、見ているだけでワクワクするようなデザインや機能美に加え、価値ある木を使用した家具づくりを行っています。
half chairはホワイトアッシュ、ウォールナット、オーク、エゾアッシュの4つの樹種からお選びいただけます。これらの素材は、どれも同じように耐久性が高く、適切な方法で使用すれば一生モノの椅子としてお使いいただくことができます。
half chairはレーザー刻印による名入れも可能。贈り物にもぴったりです。
さいごに
この記事では、half chairが持つ「自然と背筋が伸びる機能美」についてご紹介しました。
half chairは、背筋を伸ばす機能性だけでなく、どんな場所にも置くことができるサイズや、機能性に裏付けされた構造の美しさもあわせ持っています。
half chairは、身体に優しく寄り添ってくれるだけでなく、きっと頼もしいパートナーとして一緒に人生を歩んでくれるような存在になるでしょう。