コンパクトなダイニングチェアが選ばれる理由とは?メリット・選び方のポイントも紹介
2025.06.13 チェア
「もっと扱いやすいダイニングチェアが欲しい」「ダイニングスペースをもっと有効に使いたい」そんなお悩みを抱えていませんか?
毎日使うものだからこそ、部屋を圧迫しないコンパクトさや持ち運びやすい軽さ、さまざまなシーンで活躍する機能性を持つダイニングチェアがおすすめです。
この記事では、北海道・旭川の家具メーカー「WOW」が、コンパクトなダイニングチェアのメリットや選び方のポイントについて詳しく解説します。

省スペースで使えるコンパクトな「half chair」
なぜコンパクトなダイニングチェアが選ばれる?

コンパクトで省スペースに使えるダイニングチェアが注目を集めています。なぜ多くの方に選ばれているのか、その理由や背景について解説します。
ライフスタイル・暮らしの変化
近年、都市部のマンションやアパートでは、ワンルームや限られた間取りが多くなっています。空間を有効活用したいというニーズが高まり、ダイニングチェアにもコンパクトさや省スペース性が求められるようになりました。
また、働き方の変化により、自宅の一部をワークスペースとして活用する家庭も増えています。ダイニングは単なる食事の場にとどまらず、子どもの勉強スペースや仕事場を兼ねるケースも一般的です。
コンパクトなダイニングチェアなら、使わないときにサッと収納できて便利。仕事とプライベートをスムーズに切り替えやすいため、現代の暮らしに最適なアイテムと言えます。
小さい部屋でも圧迫感ゼロ
狭い部屋でも圧迫感のないコーディネートが可能なのも、コンパクトなダイニングチェアが選ばれる理由のひとつです。部屋の広さとダイニングチェアのサイズのバランスが取れていないと、圧迫感や居心地の悪さを感じてしまう可能性があります。
一方、コンパクトなダイニングチェアは座面の奥行きが浅く、幅がすっきりしているため狭いお部屋でも圧迫感を感じません。
さらに、省スペースでも使いやすいスリムな形状なので、料理を運ぶ、片付けるなど動きの多いダイニングでも動線を確保しやすく快適に使えます。
収納性・移動性のメリット
コンパクトなダイニングチェアが選ばれている理由には、収納や移動がしやすい点もあげられます。
急な来客や家族が増えたときなど、椅子の数が足りず困った経験があるという方も多いでしょう。
コンパクトなダイニングチェアなら収納しやすく、必要なときに必要な分だけサッと出し入れできて便利です。さらに、スタッキング可能なタイプも多く重ねて収納できるため、省スペースで管理できます。
さらに、コンパクトなダイニングチェアは掃除や模様替えの際も移動が楽です。一般的なダイニングチェアは重く、移動にストレスを感じる場合があります。一方、軽量コンパクトなタイプであれば簡単に持ち上げられるため、掃除時間の節約にもつながります。
「サイズ・機能別」コンパクトチェアの選び方

ここでは、コンパクトなダイニングチェアを選ぶ際のポイントを紹介します。
横幅・奥行・高さの目安
ダイニングチェアを選ぶ際は、チェアの横幅・奥行き・高さに注目しましょう。
ダイニングテーブルに収まる横幅の目安
ダイニングチェアは、テーブルの脚の間に収まるかどうかが重要なポイントです。ダイニングチェアは複数脚を並べて使用するケースが多く、横幅が大きすぎるとテーブルの脚の内側に収まらなくなります。
また、隣の椅子との間隔が狭すぎると、立ち座りがしにくくなるので注意が必要です。
快適に座れるチェアを選ぶためには、テーブルの脚と脚の間の幅から「チェアの横幅 × 設置する椅子の数」を引いた値が、10〜20cm程度になるのが理想的です。
10cm以下の場合だと、座った際に狭さを感じやすくなります。単にテーブルに収まるかどうかだけでなく、ある程度のゆとりを持たせて選ぶようにしましょう。
動線を妨げにくい奥行きの目安
ダイニングチェアは、動線を妨げない奥行きのものを選びましょう。奥行きが広すぎると、チェアを出し入れした際に動線を塞いでしまう可能性があります。
また、座ろうとした時にチェアを引くスペースがないと不便を感じてしまいます。そのため、チェアの奥行きと後ろの壁との距離を考慮し、座る人、後ろを通る人がスムーズに動作できるスペースを確保することが大切です。
確保すべきスペースの目安は、下記を参考にしてください。
- テーブルからチェアを引くスペース:75cm〜
- チェアの後ろを人が通るスペース:60cm〜
- チェアの後ろを人と人がすれ違うスペース:100cm〜
なお、チェアと壁のスペースは、背もたれから壁までを測ります。背もたれが後方に傾いている場合は、最も出っ張っている背もたれの端から壁までの距離を測るようにしましょう。
食べやすい・快適な姿勢を保てる高さ(差尺)の目安
「差尺」とは、テーブルの天板からチェアの座面までの高さを示す数値です。差尺が小さいとテーブルが低く感じられるほか、食事の際に前かがみの姿勢や猫背になりやすく、首や腰に負担がかかりやすくなります。
一方、差尺が大きすぎると腕を上げる姿勢になり、肩に負担がかかりやすくなります。ダイニングチェアの場合、適切な差尺は「座高 ÷ 3 − 2cm」が目安。一般的には28〜30cm程度が使いやすいとされています。
また、座面の高さ(座高)が座る人の体型に合っているかも重要なポイントです。座高が高すぎると足の裏が床につかず姿勢が不安定になり、逆に座高が低すぎると膝が上がり長時間の着座で疲れやすくなる場合があります。
座面素材(布・木・メッシュ)の特徴
毎日使うダイニングチェアだからこそ、快適な座り心地と、お手入れのしやすさにもこだわりたいもの。素材の特徴・メリットを把握し、自分の生活スタイルや好みに合ったものを選びましょう。
布(ファブリック)
布(ファブリック)製の座面は、柔らかな座り心地と豊富な柄・カラー展開が魅力です。ウレタンフォーム入りで適度な反発力とやわらかさがあり、長時間座っても快適に使えます。
ただし、汚れが染み込みやすいほか、さらにホコリや毛が付着しやすく、においを吸いやすい点がデメリットです。
木
木製のチェアは、同じ木製のテーブルと相性抜群です。木のぬくもりを感じられるほか、デザイン性が高く、お手入れしやすい点も魅力。小さなお子さまがいるご家庭や、ナチュラルテイストのインテリアを好む方にもおすすめです。
座り心地はやや硬めですが、樹種や形状によって印象が異なります。長く使うほどに風合いが増し、経年変化を楽しめるため、より一層の愛着がわくでしょう。
メッシュ
メッシュ素材は通気性の良さが最大の魅力です。蒸れにくく、夏場でも快適に過ごせるでしょう。
さらに、軽量なタイプが多く移動しやすいほか、スタイリッシュなデザインが多いのもポイントです。汚れに強く、お手入れもしやすいのでシーンを問わず気軽に使えます。ただし、やや硬めな座り心地なので、長時間の使用には向かないでしょう。
コンパクトなダイニングチェア|WOWの「half chair」シリーズ

ダイニングチェアにコンパクトさだけでなく、快適さやデザイン性もバランスよく取り入れたい方には、WOWの「half chair」シリーズがおすすめです。
half chairの座面奥行きは35.2cmと、一般的なダイニングチェアの幅40〜50cmに比べて5〜15cmほどコンパクト。限られたスペースでもすっきりと置けます。

腰まわりにフィットしやすく、自然に背筋が伸びるデザインなので、長く座っていても猫背になりにくく、首や腰に負担がかかりにくいのも魅力です。
シンプルで洗練された見た目は、ダイニングだけでなくワークスペース用のチェアにもぴったり。シーンを問わず、活躍してくれる一脚です。
まとめ
コンパクトなダイニングチェアは、現代の暮らしや住まいにぴったりのアイテムです。省スペースで部屋を広く使える、収納や移動がしやすい、ワークスペースや勉強用など幅広い用途で活躍できるなど、さまざまなメリットがあります。
また、快適に使うためにも、選ぶ際は横幅・奥行き・高さのバランスや座面素材をしっかりチェックしましょう。
WOWの「half chair」シリーズのように、快適さとデザイン性を両立したチェアを選べば、毎日の生活がより心地よく、空間を有効活用できるはずです。
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