軽い本棚を選ぶメリットとは?本棚の素材・種類や選ぶ際のポイントについて解説
2025.09.18 キャビネット/シェルフ
「本棚は欲しいけれど、重いと移動が大変そう…」そんな不安を感じていませんか?
賃貸暮らしや一人暮らしでは、模様替えや引っ越しのたびに本棚のような重たい家具を動かすのは大きな負担です。
また、本棚の設置により床の傷やへこみ、災害時の転倒リスクなども気になります。
そこで、注目したいのが「軽い本棚」。設置や移動が楽なのはもちろん、圧迫感を抑えてすっきり開放的な空間づくりにも役立ちます。
本記事では、北海道旭川の家具メーカー「WOW」が軽い本棚のメリットから素材ごとの特徴、失敗しない選び方のポイントまで徹底解説します。
ぜひ参考にして、あなたのライフスタイルに合った本棚を見つけてください。
軽い本棚で部屋はどう変わる?軽い本棚を選ぶメリット

画像引用:WOW BOOK RACK
軽い本棚には、単なる軽さだけではない、いくつかのメリットがあります。以下では、軽い本棚の具体的なメリットについて詳しく解説します。
模様替え時の移動や引っ越しが楽になる
軽い本棚は女性が片手で持てるほどの軽量なタイプが多く、模様替えや引っ越しの際に移動が楽なのが最大のメリットです。
気分転換で本棚の位置を変えたいときも、気軽に動かせます。賃貸や新築では、重たい家具を移動するときに床へ傷やへこみがつく不安がありますが、軽い本棚ならその心配も少なくて済みます。
さらに、処分のしやすさも魅力のひとつです。ゴミ捨て場まで運ぶ際の負担が少ないため、ひとり暮らししている方にも適しています。
床への負担も少なく賃貸物件でも安心
軽い本棚は重量が少なく、床への負担を抑えられる点もメリットのひとつ。特に、賃貸物件は退去時の原状回復費用が気になりますが、重さが軽いほど傷やへこみのリスクを減らせるので安心です。
ただし、耐荷重を超えると棚がたわむだけでなく、全体の安定性を失い、床に偏った力がかかる場合もあります。また、脚が細く尖った形状だと圧力が一点に集中し、床の凹みや傷の原因になりやすいため注意が必要です。
災害時の転倒リスクを軽減できる
軽い本棚は、災害時の転倒リスクを軽減できる点もメリットとしてあげられます。
重量のある本棚は、転倒して人に当たればケガにつながるほか、収納していた本が一気に散らばると避難経路を塞いでしまう危険もあります。
一方、軽い本棚であれば万が一倒れても衝撃が比較的少なく、被害を抑えられる可能性が高いといえます。
ただし、安全性を高めるにも固定金具や突っ張り棒、耐震マットなどのグッズを活用し災害対策することも大切です。
あなたにぴったりの本棚は?軽い本棚の素材と種類

画像引用:WOW BOOK RACK
本棚には、プラスチック製、ダンボール製、スチール製、木製などさまざまな素材があり、それぞれに特徴やメリットがあります。それぞれの違いを把握し、用途やライフスタイルに合わせて選びましょう。
価格の安さと手軽さで選ぶなら:プラスチック製・ダンボール製の本棚
プラスチック製やダンボール製の本棚は、軽くて価格が安いのが最大の魅力です。組み立ても簡単で、工具もほとんど使いません。
軽量なので移動しやすく、気分転換に模様替えをしたいときにも便利。初めての本棚や一時的な収納、子ども部屋用に取り入れやすいタイプです。
ただし、スチール製や木製に比べると耐久性や耐荷重は低めです。長期間の使用や、コミック本を大量に収納する用途には向かないでしょう。
シンプルで使い勝手も自由:スチール製の本棚
スチール製の本棚は、耐久性と耐荷重に優れているのが大きなメリットです。専門書や図鑑など重量のある本も安心して並べられるため、本の量が多い家庭や長期間の使用に適しています。
さらに、サイズのバリエーションが豊富で、棚板の高さを自由に調整できる組み立てタイプが多いのも特徴です。
本の大きさや置き場所に合わせて柔軟に調整でき、リビングや寝室はもちろん、クローゼット内や部屋の隅などのデッドスペースを有効活用するのにも便利です。
また、本だけでなく家電やインテリア雑貨の収納にも対応できるため、使い道が幅広い点も魅力といえます。
軽さとデザイン性を両立するなら:木製の本棚

画像引用:WOW BOOK RACK
木製の本棚は、軽さとデザイン性を両立できる点が大きなメリットです。
樹種によっては柔らかく軽量な木材を使ったタイプもあり、木目の美しさや塗装仕上げなど、デザインやバリエーションが豊富にそろっています。インテリアの雰囲気に合わせて選びやすく、部屋に温かみを感じられます。
また、収納部が平面になっているため、本を湿気や直射日光の影響から守りやすく、大切な書籍を安心して収納できます。
ただし、スチール製の本棚のように棚板を自由に調整できるタイプは少なく、レイアウトの自由度はやや限られる点に注意が必要です。
軽い本棚を選ぶときに失敗しないための3つのポイント

軽い本棚を選ぶ際は、まずは設置場所と収納する本の数を考慮することが大切です。また、安全に使えるよう耐荷重と安定性、おしゃれな空間に仕上がるようデザインや色にもこだわりましょう。
ここからは、軽い本棚を選ぶ際のポイントについて詳しく解説します。
設置場所と収納する本の量を明確にする
軽い本棚を選ぶ際は、まず「どこに設置するか」と「どのくらいの本を収納するか」を明確にしましょう。
部屋の広さや設置スペースに合わない本棚を選ぶと、圧迫感が出てしまう原因につながります。
また、収納する本の数や種類に合わせてサイズを考慮し、設置場所とのバランスを取ることが大切です。特に、文庫本や雑誌など収納する本の大きさによって、必要な奥行きも変わります。
奥行きが合わないと本が収まらなかったり、逆にスペースを無駄にしたりするため、前もって検討しておくことが重要です。
【本棚の奥行きの目安】
- 文庫本・コミック…15~20cm程度
- 雑誌・写真集など…25~30cm程度
本棚の耐荷重と安定性をチェックする
軽い本棚を選ぶ際は、耐荷重と安定性をチェックすることが大切です。
そもそも耐荷重とは、棚全体かつ均等に荷重がかかった時に安全に支えられる重さの上限のことを指しています。
軽い本棚は持ち運びやすいメリットがある一方で、耐荷重を超えて本を収納するとたわみや歪みの原因につながる可能性が高いです。
特に、軽い本棚や安価なタイプは耐荷重が低めな場合も多いので、購入前にしっかり確認することが大切です。
デザインや色など部屋の雰囲気に合うものを選ぶ
本棚は収納家具であると同時に、部屋の印象を左右するインテリアの一部です。そのため、デザインや色が部屋の雰囲気と合っていないと、圧迫感を強めたり違和感を与えたりする場合があります。
例えば、白やナチュラルカラーの本棚は空間を明るく見せ、部屋を広く感じさせる効果があります。一方で、黒やダークブラウンは落ち着いた印象を与えるため、大人っぽい空間や重厚感のある雰囲気づくりに向いています。
どんな空間にもナチュラルに馴染む本棚|WOWの「BOOK RACK」

画像引用:WOW BOOK RACK
WOWの「BOOK RACK」は、木製ながら重さ約4キロと非常に軽量なのが特徴です。
足の側面や上部に棚を使用していないため、本体がすっきりと軽く仕上がっており、設置や移動の際も負担がかかりません。
女性でもスムーズに持ち運べるため、模様替えや転勤など引っ越しが多い方にもおすすめです。
また、背の低いロータイプなので視界を遮らず、リビング・寝室・子ども部屋など空間を問わず扱いやすいのも魅力。一人暮らしの限られたスペースにも取り入れやすいでしょう。
軽い本棚をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。
WOW公式オンラインショップまとめ
軽い本棚は、移動や模様替えが楽にできる、床への負担を抑えられる、災害時の転倒リスクを軽減できるなど、いくつかのメリットがあります。
素材によっても特徴は異なり、プラスチック製やダンボール製の本棚は価格の安さと手軽さ、スチール製の本棚は耐久性と自由度、木製の本棚はデザイン性と温かみなどの魅力がそれぞれにあります。
また、軽い本棚を選ぶ際には、設置場所と収納量のバランス、耐荷重と安定性、部屋の雰囲気に合ったデザインや色を意識することが大切です。ぜひ本記事を参考に、自分に合った軽い本棚を見つけてくださいね。
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