省スペースに最適な本棚の選び方とおすすめタイプを紹介!限られた空間ですっきりおしゃれに見せるコツとは?
2025.10.03 キャビネット/シェルフ
「本を収納したいけれど、本棚を置くと部屋が狭くなる…」そんなお悩みを抱えていませんか?
省スペースにも置ける本棚は、限られた空間でもすっきりおしゃれに見える優秀なアイテムです。
ワンルームや狭いお部屋にも取り入れやすく、収納力とデザイン性を両立できます。
本記事では、北海道旭川の家具メーカー「WOW」が狭い部屋を広く見せる本棚の選び方を3ステップで解説します。
お部屋の広さや、ライフスタイル別におすすめのタイプも紹介しているので、ぜひ参考にして、あなたにぴったりの本棚を見つけてください。
省スペースの本棚選びは「置く場所」で決まる!3ステップ

本棚を置くスペースが限られている場合は、まずは「どこに置くか」を考えることがポイントです。置く場所によって、本棚のサイズや形、使い勝手が変わります。
ここでは、省スペースに置く本棚を選ぶ際の基本ステップについて詳しく解説します。
①:まずは採寸!置きたい場所の「幅・奥行き・高さ」を測る
まずは、本棚を置きたい場所の「幅・奥行き・高さ」を測り、正確なスペースを把握しておきましょう。
置く場所のスペースに合わないと、動線を妨げたり圧迫感を感じてしまったりする原因につながります。
- 幅:設置する場所の手前側の左右、奥側の左右の計4箇所を測ります。左右に約5cm程度の余裕を持たせておくと圧迫感が出にくく、すき間を掃除しやすくなります。
- 奥行き:壁から通路までの距離を測ります。奥行きは人が通れるスペース、60cm以上を確保できるのが理想です。
- 高さ:高さは圧迫感を感じやすいため、部屋を広く開放的に見せたい場合はロータイプ〜ミドルタイプの本棚がおすすめです。
ハイタイプは高さがある分、どうしても圧迫感を感じやすいです。しかし、奥行きが浅い壁面収納タイプを選ぶなど、すっきり置けるように工夫すればバランスよく仕上がります。
②:冊数をチェック!収納したい本の「量とサイズ」を把握する
次に、収納したい本の「量とサイズ」を把握することが大切です。文庫本やコミックが多いのか、それとも雑誌や大型本が中心なのかによって、必要な棚の段数やサイズは大きく変わります。
本の高さや厚みを確認しておくと、後から「入らない」「余ってしまう」といった失敗を防げるでしょう。
また、今ある本の数だけでなく、今後増える分も考慮しておくのも重要なポイントです。全体の8割程度を収納できるサイズを選ぶと、余裕を持って整理しやすくなります。
【一般的な本のおよそのサイズ】
| 本の種類 | サイズ:横×縦(cm) | サイズ:幅(cm) | 
|---|---|---|
| 文庫本 | 10.5 × 15 | 1.5~3.0 | 
| コミック(B6) | 11.5 × 18 | |
| 雑誌(A4) | 23 × 30 | 1.0~1.5 | 
| 図鑑・大型本 | 25 × 30 | 2.0~ | 
③:テイストを統一!部屋のインテリアに合う「素材と色」を選ぶ
省スペースの本棚は、部屋のインテリアに合わせた素材と色で選ぶと、統一感が生まれて開放的に見せる効果があります。
例えば、ナチュラルテイストの部屋なら、白やベージュなどの明るいカラーを選ぶと、柔らかな印象にまとまります。
モダンで上品なテイストなら、黒やダークブラウンなど、暗めで落ち着いたカラーがぴったりです。
さらに、厚みのあるフレームよりも、スチール製などの細身なデザインや、無駄な装飾を省いたシンプルな木製タイプを選ぶと、圧迫感を抑えながらスタイリッシュに仕上がります。
あなたの部屋に合うのはどれ?省スペース本棚おすすめタイプ

省スペースの本棚には、形や用途の異なるさまざまなタイプがあります。ここでは、部屋の広さやライフスタイルに合わせて選びたい3つのタイプを紹介します。
壁をおしゃれな収納に「壁掛けシェルフ・ウォールラック」

壁掛けシェルフやウォールラックは、狭いお部屋をすっきりおしゃれに見せたい方にぴったりです。
床に置かずに「浮かせて使う」ことで、空間にゆとりが生まれ、圧迫感を感じにくくなります。
本棚としてはもちろん、「見せる収納」としても楽しめます。省スペースでおしゃれに本を収納したい方におすすめです。
隠して収納&移動も楽々「キャスター付きワゴン」

キャスター付きワゴンは、必要な時にサッと取り出して使える便利なアイテムです。
移動がスムーズで出し入れも簡単なため、掃除や模様替えの際にも手間がかかりません。使わない時は隠しておけるので、限られたスペースでもすっきり快適に使えます。
また、本棚としてだけでなく、間仕切りやサイドボードとしても活躍できます。気分に合わせてお部屋のレイアウトを変えたい、用途に合わせて自由に配置を変えたい方におすすめです。
わずかな隙間にぴったり収まる「スリム・コンパクトタイプ」

画像引用元:BOOK RACK – WOW
スペースを有効活用したいなら、「スリム・コンパクトタイプ」がおすすめです。幅がスリムでコンパクトなタイプは、デスク横や家具のすき間にも収まりやすく、デッドスペースを無くせます。
さらに、背が低めのロータイプからミドルタイプを選べば視線が抜けやすく、狭いお部屋でも圧迫感を感じにくいでしょう。
省スペースの本棚で押さえておくべき3つのチェックポイント

本棚は見た目や省スペース性だけで決めてしまうと、重さに耐えられなかったり、コンセントを塞いでしまったりと、思わぬトラブルにつながる可能性があります。
ここでは、長く快適に使える本棚が見つかるよう、選ぶ際のポイントについて解説します。
①:耐荷重は十分?本の重さを確認しよう
本棚を選ぶ際は、耐荷重を超えずに収納できるかをしっかり確認することが大切です。本棚に収納する本の重さや冊数をあらかじめ確認し、耐荷重を超えないように注意しましょう。
耐荷重とは、棚板や本棚全体が安全に支えられる重さのことで、次の2つがあります。
- 棚板の耐荷重…棚板一枚で安全に支えられる重さ
- 本棚全体の耐荷重…本棚全体で安全に支えられる重さ
例えば、4段の本棚で棚板の耐荷重が20kg、本棚全体の耐荷重が60kgだった場合、1段あたり平均15kg以下に調整して収納しなければなりません。
各棚の耐荷重を満たしていても、棚全体の耐荷重の上限を超えると、たわんだり破損したりする恐れがあります。特に、専門書や図鑑、辞典など重さのある本を収納する場合は、耐荷重に対して余裕を持たせて選ぶことが大切です。
- 文庫本・コミック…約250〜300g/冊
- ハードカバーの専門書籍・辞典など…約500g〜/冊
②:組み立ては簡単?苦手な人は完成品がおすすめ
本棚を購入する際は、組み立てやすいかどうかをチェックしましょう。
市販の本棚は、自分で組み立てるタイプが多く販売されています。組み立てが苦手な方や、工具を持っていない方は、完成品タイプを選ぶと良いでしょう。
ただし、完成品は組み立て不要で届いたらすぐに使えるのが魅力ですが、その分サイズが大きいため、搬入経路(玄関・廊下・ドア幅などのスペース)をしっかり確認しておくことが大切です。
③:コンセントやスイッチを塞がないか?
本棚を選ぶ際は、置き場所に応じてコンセントやスイッチを塞がないかを必ずチェックしましょう。
特に、背板のあるタイプを壁際に設置すると、コンセントやスイッチが隠れて使いづらい場合があります。
そのため、壁際に設置する場合は、背板のないオープンタイプや、スイッチやコンセントを避けて設置できるデザインを選ぶのがおすすめです。
省スペースにもナチュラルに馴染む本棚|WOWの「BOOK RACK」

画像引用元:WOW BOOK RACK
省スペースに置けて、どんな空間にも自然に溶け込む本棚をお探しなら、WOWの「BOOK RACK」がおすすめです。
ブランコをイメージした遊び心のあるデザインで、脚の側面や上部に棚を設けないミニマルで洗練されたフォルムが特徴です。どのようなインテリアにもなじみやすく、置くだけで空間がすっきり見えます。
背の低いロータイプ設計で、背板が少し斜めになっているため、背表紙が見やすく取り出しやすいのもポイントです。
背板には本体と同じ素材を使用しており、壁に沿って置いたり、間仕切りとして使ったりしてもおしゃれに決まります。
重さはわずか約4kgと軽量で、移動もラクに行えます。狭いお部屋にもすっきりと置ける、デザイン性と機能性を両立した省スペース本棚を探している方にぴったりの一台です。
WOW公式オンラインショップまとめ
省スペースで置ける本棚を選ぶ際は、まず「置きたい場所」を決めて、スペースを正確に測ることが大切です。
次に、収納したい本の量とサイズを確認し、本棚の耐荷重を超えないよう注意しましょう。デザインは他のインテリアの色味や素材と統一させるとすっきりとまとまり、よりおしゃれな部屋に仕上がります。
また、部屋の広さや目的に応じてタイプを選ぶこともポイントです。購入後に「思っていたのと違う」と後悔しないためにも、ぜひ本記事を参考にチェックすべきポイントを押さえておきましょう。
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