脚付きの本棚で快適な空間づくり〜後悔しない選び方と購入前の懸念点もご紹介

2025.10.14 キャビネット/シェルフ

「本棚の下にホコリが溜まるのがストレス…」「本棚の下の掃除がしづらい…」そんなお悩みを抱えている方におすすめなのが「脚付き本棚」です。

脚付き本棚は、本棚の底に脚が付いており、床との間にすき間があるのが特徴。掃除がしやすいほか、置くだけで部屋全体がすっきりおしゃれに見えます。

デザイン性と機能性の両方を求めるなら、押さえておきたい人気アイテムのひとつです。

本記事では、北海道旭川の家具メーカー「WOW」が脚付き本棚のメリットと、購入前に把握しておくべき懸念点と対策、失敗しない選び方を詳しく解説します。

ぜひ参考にして、あなたにぴったりの本棚を見つけてください。

なぜ「脚付き本棚」が選ばれる?3つの大きなメリット

なぜ脚付き本棚が人気なのか、疑問に思う方も多いでしょう。ここでは、脚付き本棚のメリットを3つ紹介します。

1:掃除が劇的にラクになる

脚付きタイプの本棚は、すき間があるため掃除がしやすいのが魅力です。

脚がないタイプは、一度設置すると動かす機会が少なく、床との間にホコリや汚れがたまりやすい傾向があります。さらに、収納物の重さで動かしにくく、掃除のたびに時間と手間がかかってしまう場合もあります。

その点、脚付きタイプなら掃除機やモップがそのまま入るため、家具を移動せずに掃除ができ、日々の手入れがぐんと楽になります。

また、ロボット掃除機も通れる高さが確保されているため、ホコリがたまりにくく、清潔な空間を保ちやすいのもポイントです。

省スペースでありながら、お手入れしやすく快適に使えるのが脚付き本棚の大きなメリットです。

2:部屋の圧迫感をなくし、スッキリ広く見せる「抜け感」

脚付きの本棚は、視線が通りやすく、部屋を広く見せられるのが特徴です。床と棚の間にすき間があるため、床面が広く見え開放感が増します。

さらに、背の低いロータイプや脚高デザインを選ぶと、壁が見える面積が増え、よりすっきりとした印象に仕上がります。

3:床との空間が湿気やカビ対策にも有効

床との間にすき間がある本棚は、湿気やカビ対策にも効果的です。本棚下部にすき間があるため通気性がよく、湿気がこもりにくくなるため、カビやダニの発生を防ぎやすくなります。

特に、湿気がたまりやすい壁際や角に設置する場合は、脚付きのデザインを選ぶと安心です。

見た目の軽やかさだけでなく、清潔で快適な空間を保ちやすいのも脚付き本棚の大きな魅力です。

購入前に知りたい!脚付き本棚の懸念点と後悔しないための対策

さまざまなメリットがある脚付き本棚ですが、購入前に確認しておきたい注意点もあります。

見た目のデザイン性だけで選んでしまうと、安定感や使い勝手の面で後悔することも…。

ここでは、脚付き本棚の主な懸念点と、その対策方法をわかりやすく解説します。

【安定性・耐震性】地震の時に倒れやすい? ぐらつきを防ぐ方法

脚付き本棚は、脚のないタイプに比べると安定性や耐震性がやや劣る点に注意が必要です。

4本の脚で支える構造のため、床との接地面積が少なく、揺れに弱い傾向があります。地震などの強い揺れが発生した際は、転倒のリスクが高まるため対策が欠かせません。

普段の生活でも、人や家具がぶつかった衝撃で倒れるおそれがあるため、壁に固定する耐震金具や転倒防止マットの使用がおすすめです。

安定性を高めたい場合は、重い本を下段に配置し、上部を軽くするなど、重心を下げる工夫を取り入れると安心です。

【耐荷重】重い本をたくさん載せても大丈夫?棚板の「たわみ」

脚付きに限らず、本棚を選ぶ際は耐荷重をしっかり確認することが大切です。

耐荷重とは、本棚全体が安全に支えられる重さを示す数値で、この上限を超えて収納すると、棚板のたわみや破損が発生するおそれがあります。

特に、重量のある本や雑誌を多く収納する場合は注意が必要です。購入前に、1段あたりの棚板耐荷重と本棚全体の耐荷重の両方を確認し、収納予定の本の量や重さに対して余裕を持った設計を選ぶと安心です。

一般的な本の重さは以下の通りです。

  • 文庫本・コミック:約250〜300g/冊
  • ハードカバー・専門書・辞典など:約500g〜/冊

なお、耐荷重には主に次の2種類があります。

  • 棚板の耐荷重:1枚の棚板が安全に支えられる重さ
  • 本棚全体の耐荷重:本棚全体で安全に支えられる重さ

例えば、4段の本棚で棚板の耐荷重が20kg、本棚全体の耐荷重が60kgの場合、1段あたり平均15kg以下に調整して収納する必要があります。

【脚の形状】ロボット掃除機が脚に引っかかる・掃除しにくいケース

脚付き本棚を選ぶ際は、脚の形状も忘れずに確認しましょう。

脚が内側に入り込んでいたり、装飾が施されていたりすると、ロボット掃除機の動きを妨げる可能性があります。反対に、センサーが反応しづらく本棚の脚にぶつかってしまうケースもあるため注意が必要です。

掃除のしやすさを重視するなら、脚の高さが10cm以上、脚間の幅が40cm以上あるタイプを選ぶと、ロボット掃除機がスムーズに通過できます。

あなたに最適なのは?目的別「脚付き本棚」の選び方

自分にぴったりの脚付き本棚を選ぶには、使う目的や部屋の広さを意識することが大切です。

収納量を優先したいのか、インテリアとしておしゃれに見せたいのかによって、選ぶべきデザインは変わります。

ここでは、ライフスタイルや設置場所に合わせて選べる目的別の脚付き本棚を紹介します。

圧迫感のないサイズ感で選ぶなら「ロータイプ」

圧迫感をおさえて部屋を広く見せたいなら、背の低いロータイプの本棚がおすすめです。

高さはおよそ70〜90cm前後で、腰の位置ほどのサイズが多く、視線を遮らないため部屋の奥まで見通しがよく、開放感を感じやすいのが特徴です。

また、背が低いぶんデスク下や窓下などのデッドスペースにも設置しやすく、限られた空間を有効活用できます。間仕切りとして空間をゆるやかに区切る使い方も可能です。

インテリアに馴染みおしゃれに飾る「オープンタイプ」

オープンタイプの本棚は扉や背板が無いのが特徴です。壁まで見えるため、空間が広く感じられ、開放的な印象になります。さらに、壁の色や素材を活かせるため、部屋全体に自然になじみます。

また、本以外にも観葉植物や小物を飾って、インテリアとして楽しめるのも魅力です。シンプルながらも、飾り方次第で個性を演出できるおしゃれなタイプです。

素材・デザイン性の重視なら「木製の本棚」

素材やデザイン性を重視するなら、木製の本棚をチェックしてみてください。

木製は本棚の素材として定番で、木目や色味のバリエーションも多く、部屋のテイストに合わせて選びやすいのが特徴です。

モダンスタイルなら、重厚感のあるウォールナットなどの濃い色味を選ぶと、上質で落ち着いた雰囲気に仕上がります。

また、木製の本棚は無駄な装飾を省いたシンプルなデザインが多く、どのようなテイストの部屋にもなじみやすいでしょう。

空間を区切らず圧迫感のない本棚|WOWの「BOOK RACK」

画像引用元:WOW BOOK RACK

空間を区切らず、圧迫感を与えない脚付き本棚をお探しなら、WOWの「BOOK RACK(ブックラック)」をチェックしてください。

ブックラックは「軽くてオープンな本棚」をコンセプトにデザインされたアイテムです。側板や上板がなく、脚付きのすっきりとしたフォルムが特徴。視線が抜けるため、部屋に置くだけで圧迫感を与えません。

さらに、細身でまっすぐ伸びた脚が軽やかさを演出し、背の低いロータイプなので、空間をより広く感じさせます。

背板には本体と同じ木材を使用しており、背面から見ても美しい仕上がり。そのため、壁際だけでなく、間仕切りとして部屋の中央に置くのもおすすめです。

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まとめ

脚付き本棚は、床とのあいだにすき間があるので掃除がラクにでき、通気性も抜群です。カビやダニを防ぎやすく、見た目もすっきりしているため、狭い部屋でも広く感じられます。

ロボット掃除機を使用している場合は、脚の高さや形状を確認し、スムーズに通過できるタイプを選ぶのがおすすめです。

ぜひ本記事で紹介した内容を参考に、自分にぴったりの脚付き本棚を見つけてください。

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