オーダーメイド家具の価格はどう決まる? 費用を左右する要素と相談のポイント
2026.10.17 オーダーメイド
好みや部屋の広さ・間取りに合わせて、サイズ・色・仕様を相談できるオーダーメイド家具。ただ、「オーダーすると高そう」と予算が気になる方もいるでしょう。
実は、オーダーメイド家具の価格は、素材や加工内容によって変わります。一から設計するフルオーダーに加え既製品の一部を調整する方法もあり、費用を抑えられる場合もあります。
この記事では、オーダーメイド家具の価格を左右するポイントと、予算や希望に合ったオーダー方法について詳しく解説します。
オーダーメイド家具の価格は一律ではない
オーダーメイド家具の価格は「○円〜」と一律に示せるものではなく、サイズや素材、加工内容に応じて見積もるのが基本です。オーダー方法には、ゼロから設計する「フルオーダー」と、既存商品を調整する「カスタム」があります。
フルオーダーは、好みのデザインや使い方に合わせて、寸法や素材、仕様を決める方法です。材料費に加え、設計や図面作成、個別の加工にかかる費用も含まれます。
カスタムは、既存商品のデザインを生かしながら、高さや色、仕様などを変更する方法です。変更する範囲が限られていれば、フルオーダーより費用を抑えられる場合があります。
どちらも注文内容によって価格が変わるため、その都度見積もりを取りましょう。予算と希望するサイズや仕様、既存商品なら変えたい部分を伝えると、具体的な費用を確認できます。
オーダーメイド家具の価格を左右する3つの要素

価格を左右する主な要素は、「家具の種類とサイズ」「素材や仕様」「加工の手間」の3つです。大きさが同じでも、使う材料や構造、必要な作業によって費用は変わります。
家具の種類とサイズ
家具の価格は、種類やサイズにも左右されます。たとえば、次のような違いがあります。
- テーブル:天板と脚で構成されたものは比較的シンプルですが、伸長機能や引き出しを付けると、部材や工程が増えます。
- チェスト:引き出しや扉が多いほど、加工や組み立てに手間がかかります。
- チェア:背もたれの曲線や肘掛けの有無などが、必要な加工に関わります。
希望する幅・奥行き・高さを伝え、その寸法で見積もりを取りましょう。
木材・塗装などの素材や仕様
素材や仕上げは、見た目と費用の両方に関わります。主に確認したいのは、次の4点です。
- 木材:樹種、品質、無垢材・突き板を使った板材・集成材など
- 塗装:オイル仕上げやウレタン塗装などの方法、色やつやの程度
- 張地:布(ファブリック)・革など
- 金物:取っ手、蝶番、引き出しのレールなどの種類や機能
好みの色やデザインに加えて、「木目を残したい」「汚れを拭き取りやすくしたい」などの希望も伝えましょう。対応できる仕様を確認しながら、予算に合う素材や仕上げを相談できます。
加工内容と製作にかかる手間
ほかにも「どの部分にどのような加工が必要なのか」によって、費用が変わります。
- サイズ変更:幅・奥行き・高さの調整、設計の見直し、部材のつくり直しなど
- 穴あけ:配線用の穴などの追加、位置や大きさに応じた加工など
- 引き出し変更:数や配置、サイズの調整など
- パーツ変更:取っ手などの交換、追加加工など
「数cm変えるだけ」と思っても、部材を切って済む場合とつくり直す場合では手間に差が出ます。変えたい部分を具体的に伝え、加工内容と追加費用を確認しましょう。
急ぎの製作は、工程の調整に追加料金がかかる場合もあります。希望する納期を早めに伝え、見積もりでは加工費に加えて、配送・設置費が含まれるかも確認すると安心です。
予算や希望に合わせて選びたい、家具のオーダー方法
家具選びには、既製品を選ぶ方法、既存商品を調整する方法、ゼロから設計するフルオーダーがあります。どの方法が適しているかは、求めるサイズや仕様、予算によって変わります。
既製品から条件に合うものを選ぶ
希望するサイズや色、使い勝手の合う商品があれば、既製品を選ぶのがおすすめです。既製品は予算を把握しやすいほか、商品によっては店舗で実物を確認してから購入できます。
ただし購入前には、設置場所の幅・奥行き・高さを測っておく必要があります。わずか数cmの違いでも、予定していた設置場所に収まらない場合があります。
家具を置くと通路が狭くなる場合もあるため、周囲の通路幅や、扉・引き出しを開けるスペースも確認しておきましょう。
既存商品をベースにサイズや仕様を調整する
既製品をベースに、サイズや色など一部を調整する方法もあります。
たとえば、幅・奥行き・高さの変更や、椅子の脚を短くして座面を低くする加工などです。もとのデザインを生かしながら、部屋や使い方に合わせられます。
対応できる範囲は、メーカーや商品の構造によって異なります。購入前に、希望する変更が可能か、追加費用はいくらかを確認しましょう。
希望に合わせてゼロから家具を製作する
既製品や一部の調整では希望に合わない場合は、ゼロから設計するフルオーダーがおすすめです。
設置場所や使い方に合わせて、寸法・素材・色、棚板の位置や扉・引き出しの仕様まで指定できます。
ただし費用は素材や加工内容によって変わるため、予算と希望する条件を整理して相談しましょう。譲れない条件と見直せる部分を決めておくと、装飾を減らす、素材を見直すなど、予算に合わせた調整を進めやすくなります。
既存家具を活かしたカスタマイズにも対応。WOWで相談できること

家具・木工メーカーの「WOW」は、北海道旭川を拠点に木製家具を製作しています。木目を生かす突き板の加工を得意とし、住まいや使う人に合わせたサイズ・仕様の調整にも対応しています。
「椅子の座面を少し低くしたい」「置きたい場所に収まる幅にしたい」「部屋に合わせて色を変えたい」など、ご希望をお聞かせください。対象商品のデザインを生かしながら、必要な部分を調整できます。
椅子の脚をカットして座面の高さを調整する
WOWでは、対象のチェア・スツールの脚カットに1脚あたり1,000円で対応しています。手持ちのダイニングテーブルに合わせて、座面を少し低くしたい場合などにご利用いただけます。
椅子は単体で座りやすくても、テーブルと組み合わせると高さが気になる場合もあります。テーブルの高さと希望する座面の高さをお伝えいただくと、調整内容を相談しやすくなります。
カットできる長さや加工料金は、商品や脚の形状によって異なります。ご希望の商品名と高さを添えて、事前にご相談ください。
家具に合わせてカラーを変更する
WOWでは、一部の商品でオーダーカラー対応をしています。たとえば、こちらの伸長式ダイニングテーブルは、木目を生かした塗装でご希望の色に変更することも可能です。

仕上げは、艶を抑えたウレタン塗装を採用しています。木目を塗りつぶさないため、木の表情を残しながら好みの色に近づけることができます。
手持ちのチェアと色を合わせたい場合や、新居の床材に近い色を選びたい場合など、具体的なイメージがあれば一度ご相談ください。
置く場所に合わせて家具のサイズや仕様を相談する
家具は、置く場所や使い方に合わせてサイズや仕様を調整すると、使いやすくなる場合があります。
WOWでは、「幅をあと数cm小さくしたい」「チェストの高さを抑えたい」「使わない引き出しをなくしたい」「取っ手の色を変えたい」など、ご希望に応じて可能な範囲で対応しています。
対応できる内容は、商品の構造や仕様によって異なります。変更したい部分をお伝えいただき、加工方法や費用、納期をご確認ください。
具体的な寸法や仕様が決まっていなくても、希望がまだ大まかな段階からご相談いただけます。住まいに合う家具を形にするために、まずはお気軽にお問い合わせください。
なお、海外への発送にも対応しています(一部地域を除く) 。配送先の国・地域を添えて、送料や配送条件をご相談ください。
お問い合わせはこちら > WOW公式オンラインショップ >まとめ
オーダーメイド家具の価格は、家具の種類やサイズ、素材・仕様、加工の手間によって変わります。希望に合う家具を選ぶには、フルオーダーに加え、既製品や既存商品を調整する方法も検討するとよいでしょう。
相談前には、予算や設置場所の寸法、譲れない条件を整理しておくと、具体的な提案を受けやすくなります。見積もりでは、加工費だけでなく、配送・設置費や納期も確認しましょう。
WOWでは、対象商品の脚カットやカラー変更、サイズ・仕様の調整についてご相談いただけます。まだ寸法や仕様が決まっていない方も、まずはご希望をお聞かせください。


