【スッキリ解決】家具の色選びで失敗しないコツやポイントとは
2021.09.30 家具の選び方引っ越しをきっかけに家具を新調したいと考える人も多いのでは?でもせっかく買うなら部屋とのバランスや調和のとれたものを選びたいですよね。
この記事では、創業から半世紀以上が経つ北海道の家具メーカーが、家具の色の選び方や失敗しないコツ、部屋全体の配色のバランスについて解説することで、
■色選びに自信のない人でも実践できる方法
■意識すればワンランク上のレイアウトになる配色の比率
を理解できるようになります。ぜひこの記事を読んで家具の色選びにまつわる不安を解消してください。
まずはベーシックに!「床色」に合わせて家具の色を選ぶ
家具の色を決めるには、その家具を置いた時に部屋全体の調和が取れるかどうかがポイントとなります。
家具のデザインや色を単独で気に入っても、部屋の雰囲気に合っていなければ統一感や調和が崩れてしまいます。
部屋の調和を崩さない家具選びのコツは、なかなか変更できない床色を考慮した上で家具の色を選んでみること。
床色との組み合わせを考えて家具を選べば、部屋全体にまとまりを持たせることができるのです。
では代表的な床色である、ナチュラルブラウン・ミディアムブラウン・ダークブラウンの
3色それぞれの床色にはどんな色の家具が合うのか解説していきましょう。
ナチュラルブラウン
ナチュラルブラウンの床は明るさと部屋の広さを感じられる色味です。主張が少ないので、濃いめの色の家具や北欧テイストの家具がよく映える床です。
ダークブラウンの家具と合わせれば明暗のコントラストの効果によるレトロな雰囲気が作り出せます。
また発色のいい明るめの色の家具とならメリハリのあるポップな部屋にもなるので子ども部屋にもおすすめです。
また、観葉植物などの緑との相性がいいのもこの床色の特徴です。
ミディアムブラウン
ミディアムブラウンは色の濃さと明るさのバランスがちょうどいいカラーです。重たくなく明るすぎないため、わりとどんな家具をあわせても馴染みます。
特に赤やオレンジのような暖色系の色味と相性がよいので温かみを生かしたコーデネートがおすすめです。
同じミディアムブブラウンの家具を配置すれば統一感がとれた飽きのこない空間となり、インテリアも選びやすくなります。
ダークブラウンの床
落ち着いた色合いで高級感や重厚感が感じられるダークブラウンの床。部屋を開放的に見せたい場合は明るめのナチュラルブラウンの家具を選ぶといいでしょう。
少し遊び心の要素を入れたいならパープル系もおすすめです。重たくなりすぎずにダークブラウンの濃さを際立たせてくれます。
高級感、重厚感を最大限に活かすのであればやはりダークブラウンの家具がダントツにおすすめです。
部屋全体が少し硬い印象になりますが、カーテンやカーペットに明るい色を選べば圧迫感の心配もありません。
心理的効果を考えて家具の色を選ぶ方法
家具の色は、部屋のイメージを決定づける大切な要素の一つ。同系色で統一感を持たせればまとまりがよくなり、テイストを揃えれば調和が取れます。
また、色によっては部屋がリラクゼーション空間になったり、活気あふれる空間になるなど、色には心理的効果も期待できるのです。
どんな気分になれる部屋にしたいかによって家具の色選びも違ってくるので、具体的にどんな色がどのような効果をもたらすのか解説していきましょう。
赤系家具の心理的効果
赤にはアグレッシブで情熱的な心理効果や体感温度を上昇させる効果がありますので、子ども部屋、仕事部屋、日当たりのよくない北向きの部屋などに配置するのがおすすめです。気持ちを盛り上げたいスペースにも置くといいでしょう。
青系家具の心理的効果
青色には感情に流されず物事を冷静に判断させる効果があるので、青色の家具やインテリアは、寝室や書斎、勉強部屋など、落ち着いて論理的に考え事をしたい場所に置くのがおすすめです。また、青色の食器などはダイエット中の食欲を抑えるのにも効果的です。
黄色系家具の心理的効果
黄色は暖色系の中でもポジティブにさせる効果があります。思考や判断力を活発にさせ、学習意欲や食欲を刺激しますので勉強部屋やダイニング・キッチンに取り入れるのがおすすめです。ポジティブに明るく過ごしたいスペースに置きましょう。
家具の配色のコツやポイントは?
家具選びには、部屋に統一感を持たせたい、個性を出したいなど部屋の雰囲気のポイントをどこに置くかによって配色バランスも変わってきます。
部屋の配色はベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%の3つの割合が重要になります。それぞれの基本を押さえておくと家具選びのヒントになるので、ぜひ覚えておきましょう。
ベースカラーとは
壁・床・天井など、部屋の基本となっている色がベースカラー。部屋全体の約70%を占めるので部屋を印象を決定づける色といえます。
あまり主張の強い色だとかぐやインテリアを選びづらくなるので、オーソドックスな白系、ベージュ系などが多いです。
メインカラーとは
部屋の25%を占めるソファー、カーテン、ラグ、収納家具などに使われる色がメインカラーです。
家具との配色バランスが重要で、目立ち過ぎない色を選べば、アクセントカラーとのバランスも整います。
多用すると調和が崩れやすくなるので、色は一種類にするのがおすすめです。2色以上はコーディネート力が必要になってしまうので初心者にはおすすめしません。
アクセントカラー
部屋全体の約5%程度のカラーですが部屋にメリハリをつけたり、アクセントになるなどの効果があります。
雑貨や観葉植物、食器などいつでも変えのきくインテリアやアイテム類の色なので、全体の雰囲気に影響を与えません。
配色も多種多様に楽しめるので、季節ごとや気分によって自由に変えられるカラーです。
家具で失敗するのは色選びだけじゃない?多くの人が見落とすサイズの問題
ここで油断してはならないのが、サイズ選び。よく考えて家具を選ばないと、ぴったり収まるようにはなりません。デッドスペースが生まれたり、逆にはみだしたり……せっかくいい家具を揃えても、レイアウトがいまいちだと、宝の持ち腐れになってしまいます。さいごに、家具のサイズ選びについて知っておいたほうがいいことを話します。
想定していた場所におさまりきらないミス
“家具が収まる”というのは、単に“置ければいい”ということではありません。限りあるスペースを無駄なく使いきるのが理想です。
家具を見に行って一目ぼれして、ざっくりした寸法感覚で買ってしまうと、「置く場所に困って途方に暮れてしまう」「インテリアコーディネートの計画を大幅に修正した」……なんてこともありえます。最悪の場合、「そもそも玄関に入らない」なんていう悲劇も。
家具のサイズ選びは、色選びと同じくらい大切な視点。ぴったりの家具が、気持ちのいい空間をつくるのです。
家具メーカーならサイズオーダーに対応できる
理想は家具のサイズをオーダーして、思い描いていた理想の配置にぴったり収めることです。計画通りインテリアをコーディネートして、気持ちのいい新居生活をスタートさせたいなら、直接家具を製造しているメーカーにサイズオーダーを注文することを推奨します。
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オンラインショップで下見をする 電話で直接聞きたい 資料が欲しいまとめ
- 「床色」に合わせて家具の色を選ぶ
- 心理的効果を考えて家具の色を選ぶ
- 部屋の配色はベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%の3つの割合
家具の色選びが不安で失敗だけは避けたいという方は、まずは床色をベースに考えるとよいでしょう。ある程度、インテリアのテーマ色が決まったら、アクセントを意識した色選びに挑戦してみてくださいね。