自宅オフィスのレイアウトのコツを3つ紹介。オンオフを切り替える理想の仕事空間にしよう
2023.01.06 部屋のレイアウト自宅を理想のオフィスにするのは、意外に難しいといわれています。なぜなら、生活空間と仕事スペースを区分けするのが大変だからです。とくに、東京のような省スペース物件の場合、なおのこと自宅オフィスづくりは大きな課題となるでしょう。
仕事に集中できる自宅オフィスづくりは、仕事の生産性と直結します。集中できないと、毎日カフェや喫茶店に入り浸ることになり、月々の費用がかさんでしまうことも……。
当記事では、1Rや1Kでも快適な自宅オフィスを実現できるように、レイアウトのコツを重要な部分に絞って紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
自宅オフィスで仕事に集中できないレイアウトは「生活と仕事の区別が空間的に曖昧」
自宅オフィスで仕事の生産性をあげるなら、生活空間から仕事スペースを切り離すことが大切です。そのスペースに入ったらスイッチが切り替わるような工夫をしなければなりません。コワーキングスペースやカフェで仕事をしているくらいの気持ちになれるようにする、というイメージを持ちましょう。
やはり家というのは、「身体を休める場所」「仕事を忘れて好きなことに没頭できる場所」といったプライベートな意味づけが強い場所です。仕事中は、とにかく自分が家にいることを意識しないようにする工夫が大切です。
生活と仕事のオンオフができる自宅オフィスのレイアウトアイデア
仕事デスクまわりに生活感のあるものを置かない
当たり前といえば当たり前ですが、意識的に行うのは難しい。それが「余計なものを目のつくところに置かない」という実践です。家にいると、つい油断して雑誌やスマホを手元に置いてしまうものです。
座ったときの正面が窓や壁を向くようにする
どうしても生活感のあるものが目につくようでしたら、作業デスクのレイアウトを、窓や壁に向くように工夫してみましょう。視界が制限されることで、集中が散漫にならずに済みます。
カフェ風のレイアウトをつくる
「カフェで仕事をするのが好き」「集中したいときはよくカフェに行く」という方には、自宅オフィスをカフェ風にレイアウトしてみてはいかがでしょうか。本棚でスペースを仕切り、植物で目隠しをつくり、絵を飾るだけで雰囲気がでますよ。普段ノートパソコンで仕事をする方にぴったりです。
自宅オフィスレイアウトを快適な作業環境にするアイテム
デスク
まずはやっぱりデスク選びから。たとえば東京のマンションで在宅ワークをする場合、どうしても間取りのスペースは限られてしまいますので、立派な書斎机を用意する必要はありません。リビングやダイニングのテーブルや、引き出しがついた化粧台でも十分に作業デスクになります。
本棚やラック
資料や仕事道具を収納する本棚やラックには、生活空間と仕事スペースを切り離す役割があります。パーテーションで完全に視界を遮断する方法もありますが、本棚や飾り棚を仕切りアイテムに使うのもよいでしょう。
ようするに、心理的に生活と仕事のメリハリができればよいのです。棚の上に植物を置いてもおしゃれですね。仕切りになるだけでなく、まるでカフェスペースのように落ち着いた空間を演出できます。
椅子・チェア
作業用の椅子と聞くと、ついキャスターのついたオフィスチェアを連想してしまいがちですが、オフィスチェアって、けっこうかさばりますよね。部屋が窮屈に見えて野暮ったく感じることも……。
背伸びをしたり、ストレッチをしたりと、適度に休憩を挟む前提で在宅ワークをするなら、椅子の選択肢はもっと広がります。機能性よりもインテリア性を重視してデザインで選ぶことも可能です。
植物
作業スペースに植物をぜひ置いてみてください。インテリアとしての見栄えもさることながら、植物には視覚疲労をやわらげる効果・森林浴効果・空気清浄効果・心理的ストレス軽減効果といった、在宅ワークの生産性に貢献する効果があるといわれています。
作業BGMを再生する機器
仕事のときにかける音楽を決めておくと、家にいながら仕事モードに気分を切り替えられるようになります。コンポやタブレット、スマホにスピーカーをつなげて心地よいBGMで気分を盛り上げてください。作業用BGMとしては、とくにジャズやクラシックが人気のようです。最近はYouTubeに作業用ジャズが配信されていますよ。
照明
意外に忘れがちなのが手元を明るくする照明です。手元が暗いと目が疲れてしまい、集中力が落ちやすくなるといわれています。
また一方で、集中したいときは手元以外を暗くするのが有効だといわれています(映画館効果)。映画館効果を得るためにも、作業デスクには必ず照明を設置しておきましょう。
あなたは何派?レイアウトのスタイル8つ
自分に合うレイアウトスタイルを選ぶことも、集中できる自宅オフィスづくりのポイントです。あなたはカフェに行ったときに、どんな雰囲気の内装なら「ここで仕事をしたい」と感じるでしょうか。あなたに合う自宅オフィスのレイアウトのヒントはそこにあります。
①ナチュラルモダンテイスト
ナチュラルモダンとは、ナチュラル(天然木の素材)とモダン(直線デザイン)をミックスしたスタイルのことです。モダンのスタイリッシュさと、天然木のやわらかい質感が見事に融合した現代的なスタイルといえるでしょう。
②アメリカンヴィンテージテイスト
アメリカ雑貨やヴィンテージ感のある家具アイテムで統一したインテリアスタイルをアメリカンヴィンテージといいます。小物アイテムをどんどん増やしても違和感なく馴染むのがユニークです。
③ミッドセンチュリーテイスト
ミッドセンチュリースタイルとは、第二次世界大戦前から終戦後にかけての時期、すなわち「20世紀半ば」(mid century)のアメリカ式インテリアのことです。ちょうどこの頃は、家具の工業デザインが世の中に出始めたタイミングでした。天然木とプラスチックを組み合わせた椅子やテーブルが象徴的です。
④インダストリアルテイスト
インダストリアルスタイルとは、金属の無骨さと木のシンプルさとを組み合わせたインテリアのことです。スチールやパイプがむき出しになった椅子や棚、テーブルが、工場の作業スペースのような味のある雰囲気を醸し出します。
⑤西海岸テイスト
窓を開けば、波の音が聞こえてくるーーついそんな気になってしまうアメリカの西海岸スタイルは、爽やかさと開放感のある独自のインテリアです。海が近くにあるところに住んでいる方は、ぜひ試してみては。
⑥ホテルライクテイスト
「ビジネスホテルで作業をしたらすごく集中できた」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。ホテルライクのインテリアは、実は近年、人気のあるスタイルです。ホッとする暖色ライトに、余計なものが一切ない机。そしてゆったりとしたベッド。間取りに制限の多い東京在住者には、かなりおすすめの自宅オフィスレイアウトかもしれません。
⑦カフェテイスト
カフェで仕事をするのが好きな方は、“おうちカフェ”もできてしまうカフェ風インテリアを試してみては。買ったばかりの豆を、お気に入りのマグで楽しみながら、仕事を自分らしく楽しんじゃいましょう。
⑧北欧テイスト
暖色系がメインの北欧スタイルは、厳しい寒さの中で育まれた北欧独自のインテリアです。デザインもシンプルなものが多く、全体的にきれいにまとまった空間が好みの方に選ばれています。差し色を上手に使うとメリハリがついて、北欧スタイルの奥深さを楽しむことができるでしょう。
さいごに:サイズがぴったりの家具を揃えよう
今回は、自宅オフィスを集中できるワークスペースにするレイアウトのポイントを紹介しました。
レイアウトの主役は、いうまでもなくテーブルや椅子といった家具たちです。家具をどう配置するかによって、自宅オフィスの雰囲気や仕事のしやすさは大きく変わります。
「せっかく気に入ったテーブルを買ったのに、サイズが合わずデッドスペースが生まれてしまった」
「予定したスペースに収まらなかったので、不本意ながら向きを変えた」
一般的な既製品の家具では、しばしばこのような悩ましい問題と直面します。せっかく自宅を快適なオフィスにしようと思ったのに、これではかえって居心地が悪くなってしまいますよね。
そんなときは、旭川家具メーカーのWOWにおまかせください。
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