北欧と日本の美意識が融合「ジャパンディ」。新しい丁寧な暮らしのかたち。

2024.03.06 デザイナーズ家具
北欧と日本の美意識が融合「ジャパンディ」。新しい丁寧な暮らしのかたち。

ジャパンディ(Japandi)は、日本の伝統美と北欧の機能性を融合させた、今世界中で注目を集めているインテリアテイストです。温かみのある自然素材と洗練されたデザインが織りなす空間は、心地よい安らぎと美しさを感じさせてくれます。

移り変わる自然の美しさや、素朴な素材の持つ温もりを大切にする日本の美意識と、ミニマルなデザインと機能性を追求する北欧デザインが融合したテイスト。それがジャパンディです。

近年、海外の有名インテリアデザイナーや著名人もジャパンディを取り入れ始めており、その人気は世界中に広がりつつあります。

この記事では、日本と北欧の文化理解を深めつつ、新しいインテリアテイスト「ジャパンディ」について取り上げていきます。

1972年創業の旭川の家具メーカー「WOW」は、北欧をはじめとする様々なデザイナーと共同製作した家具を取り扱っております。対象製品であれば、サイズ変更や脚カットにも柔軟に対応します。限られた空間でも家具に妥協したくない方は、ぜひ一度、公式サイトオンラインショップをご覧ください。

ジャパンディスタイルの特徴3つ

大きくわけて3つに分けられます。

①和のエッセンスと北欧の合理性の融合

日本の伝統的な和室は、余計なものは一切なく、必要なものだけが静かに佇むその姿は、凛とした女性のような潔さを感じさせます。

窓辺に活けられた一輪の花や、掛け軸に描かれた風景画。季節の移ろいを感じ取ることができる空間が広がります。そこには、日本の美意識が隅々にまで行き届いています。

ジャパンディはそうした和のエッセンスを北欧モダンの生活の合理性に取り入れています。

②無駄を削ぎ落としたミニマルなデザイン

古くから日本は空間の「余白」に美意識を見出してきました。あえて余白を生み出すことで、“侘びさび”の妙を楽しむのです。ジャパンディスタイルはこの美意識を活かし、無駄を省いたミニマルな空間を作り上げています。

③落ち着いた色合いでまとまった空間

北欧モダンは黄色や青色などのビビットカラーを組み合わせても楽しいスタイルですが、ジャパンディはニュートラルカラーをベースにした落ち着いた色合いで統一します。

ニュートラルカラーとは、白、黒、グレー、ベージュなどの無彩色や、茶色、カーキ色などの落ち着いた色合いのことを指します。これらの色は他の色と合わせやすく、どんなインテリアにも馴染みやすいのが特徴です。

ジャパンディスタイルを取り入れるポイント

  • 家具は木やリネンなど、自然素材を選ぶ
  • 色は白、ベージュ、グレーなどの落ち着いた色合いをベースにする
  • 北欧風の照明や小物をアクセントとして取り入れる
  • 空間を広く見せるために、必要最低限の家具でまとめる

具体的なアイテム例

【家具】

ニュートラルカラー/ナチュラルカラーの木製家具を使ってみましょう。なんといっても国産家具メーカーのデザインは、ジャパンディスタイルの真骨頂といえます。

【照明】

和モダン系で統一するとまとまりが生まれます。モダン照明といえば北欧メーカーが有名です。たとえば“北欧モダンの父”ことコーア・クリントは、日本の折り紙からインスピレーションを受けた傑作照明「ペンダント 101」などが有名です。ジャパンディスタイルと非常に相性がよいでしょう。

【小物・その他】

基本的には「和モダン」でよく取り入れられるものをチョイスするとよいでしょう。すだれカーテン、陶器、掛け軸などのアイテムは存在感抜群で、空間のコンセプトをしっかり方向づけてくれます。

ジャパンディスタイルを取り入れるコツ

  • 最初から完璧を目指すのではなく、少しずつアイテムを取り入れていく
  • 自分の好きな色や素材を取り入れて、自分らしい空間を作る
  • 雑誌やSNSなどを参考に、さまざまなコーディネートをしてみる

北海道と北欧の家具の共通点からジャパンディを考える

1. 厳しい自然環境への適応

北海道と北欧は、どちらも厳しい寒さや雪に覆われる冬が長く、短い夏を過ごす地域です。こうした厳しい自然環境の中で、人々は生活を快適にするために、機能的で耐久性の高い家具を必要としてきました。

2. 素材へのこだわり

北海道と北欧は、豊かな森林資源を有しており、どちらも国産素材にこだわってきました。北海道はナラ・タモ、北欧はパイン・オークが挙げられます。

3. シンプルで機能的なデザイン

北海道と北欧の家具は、無駄のないシンプルで機能的なデザインが特徴です。装飾を排したシンプルなデザインは、どんな空間にも馴染みやすく、長く使い続けることができます。

4. 人と自然の共生

木に囲まれた北海道と北欧は、人と自然が共生する文化を大切にしています。家具デザインにおいても、自然素材を活かしたり、環境に配慮した素材を取り入れたりすることで、人と自然の調和を意識したデザインが生まれています。

5. 世界に認められるデザイン

北海道と北欧の家具デザインは、その機能性と美しさから、世界中で高い評価を得ています。近年では、国際的な家具デザインコンペティションで、北海道や北欧のデザイナーが受賞するケースも増えています。

ミッコ・ハロネン氏。デザインした「PALAPELI 」をWOWが製品化しました。

1972年創業の旭川の家具メーカー「WOW」は、北欧をはじめとする様々なデザイナーと共同製作した家具を取り扱っております。対象製品であれば、サイズ変更や脚カットにも柔軟に対応します。限られた空間でも家具に妥協したくない方は、ぜひ一度、公式サイトオンラインショップをご覧ください。

POPULAR POST

CATEGORY

     

WOWの公式オンラインショップでは、
すべての製品をご覧いただけます。
製品に関するご質問、カスタムオーダーの
ご要望、ショールームのご予約などは
お電話かお問い合わせフォームから
お気軽にお問い合わせください。

0166-48-8222