軽い椅子(チェア)で生活をもっと豊かに快適に。コンパクトスリムな「half chair」シリーズ。
2023.09.19 家具の選び方チェア選びで「重さ」を意識したことはありますか? 重さは快適にチェアを使うために欠かせない要素です。なぜならチェアは、数ある家具のなかでも「移動する」ことの多い家具だからです。
しかし多くの方が、見た目の印象やデザインの好みを優先してチェアを選びがち。そのため、いざ使ってみると「座るたびに“重い”と感じるのが小さなストレスになる」「ダイニングを掃除するときに大変」「重さで床がこすれてフローリングが傷ついてしまう」といったデメリットを感じてしまうことも……。
目的や用途によっては、「軽いチェア」を選んだほうが生活の質があがる可能性があります。そこでこの記事では、「軽いチェア」がどんな生活シーンで役立つかについて考えていきます。
軽いチェアと重いチェアでは、生活の快適さが変わる。
テーブルや棚と違い、チェアは動かす場面がとても多い家具です。引いたり、押したり、傾けたり、持ち上げたりと、使用する場面によって動かし方も変わってきます。
重いチェアは、たまに動かす程度ならたいした気にはならないのですが、普段から押したり引いたり持ち上げたりするのなら、その重さが小さなストレスとして蓄積していきます。
家具は快適に使えてこそ意味がある。
見栄えは抜群、でも、使いにくい――そのようなインテリアは、「目」で楽しむことはできますが、「心」からの満足を得ることは難しいでしょう。家具はあくまでも暮らしを豊かにする生活道具です。使ったときに快適でなければ、本来の価値が半減してしまいます。
軽い、スリム、インテリアに合わせやすい。三拍子そろった「half chair」シリーズ。
half chair op.1 half chair op.2ここで、WOWの「half chair」シリーズをご紹介します。
「half chair」シリーズは、一般的なダイニングテーブルと比べて、とてもコンパクトなサイズのチェアです。half chairは、通常のチェアよりも座面の奥行きが半分しかありませんが、見た目からは想像できない安定した座り心地です。
また、無駄を省いたシンプルな造形のため、約2.5〜3kgの軽さを実現しています。持ちやすさにもこだわっていて、背もたれ部分を手でつかめば自然と持ち上がるようにもなっています。
スッと背筋が伸びる機能美。疲れにくい姿勢に不可欠な「骨盤を立てる」動作を自然に行えるようになります。直線と曲線の程よいバランスが特徴的で、シンプルながらも洗練された存在感を放ちます。
引き出し付きのhalf chair op.2オプションで引き出しをつけることも可能です。読書がお好きな方は老眼鏡、ギターを弾く方はピックや弦を入れておくと便利ですね。
コンペティション受賞歴を持つ洗練されたデザイン。
「half chair」シリーズのデザインはチョン・ウジン氏。建築や産業デザイン、家具製作を学び、多くの受賞歴を持ちます。
コンセプトは、座る人の背筋を真っすぐに保ちながら背骨を支えるチェア。チェロ奏者、バイオリニスト、フルート奏者などのクラシック音楽の奏者に適しています。座面を1/2にするという大胆な発想でオリジナリティあふれるデザインとなりました。
「Op.2」(オーパスツー)とはクラシック音楽において「第2作品」という意味です。第1作品となる「Op.1」は、ウジン氏がIFDA(国際家具デザインコンペティション旭川)でゴールドリーフ賞を受賞し、その後、WOWが製品化。2013年にはグッドデザイン賞を受賞しました。
座面のファブリック、サイズ、高さなど、前作「Op.1」とはまた一味違った使い心地となっています。素材はEZOASH(エゾアッシュ)、オーク、ウォールナットからお選びいただけます。いずれも樹齢100年を超える天然木を使用しています。
「half chair」シリーズが暮らしのワンシーンに彩りを。
- 4脚そろえても圧迫感がない
- どんなインテリアにも溶け込む普遍的なデザイン
- どんなテーブルとも組み合わせやすい融和的なデザイン
- 背筋が自然に伸びるので姿勢がよくなる
- 軽いのでラクラク持ち上げて掃除ができる
- 脚が細いのでロボット掃除機が通りやすい
“つかいたい”をつくりたい。限りある木を、価値ある木に。
1972年創業の「WOW」は、日本6大家具産地のひとつ旭川を拠点とする国産家具メーカーです。社名には、「感嘆の言葉=Wow」と、「価値ある木=Worthy Wood」という2つの意味を込めています。
形状・サイズ・色を選択できるイージーオーダー家具をはじめ、美しい木目を活かす天然木の加工技術「突き板(つきいた)」による、創造性豊かな木製家具を得意としています。また、コンペティション受賞実績のあるデザイナー作品を製品化しております。
WOWの理念は「“つかいたい”をつくりたい」です。デザインがどれほどよくても、使われなくては意味がありません。これまでも、これからも、北海道の木にいのちを吹き込み、使い手の心に“WOW”が生まれる家具づくりを目指します。