ロボット掃除機が通れる高さの目安は?「ルンバブル」なインテリアで掃除がしやすい空間を実現

2023.09.07 家具の選び方
ロボット掃除機が通れる高さの目安は?「ルンバブル」なインテリアで掃除がしやすい空間を実現

ロボット掃除機は、今では多くの世帯に取り入れられている家電のひとつ。

自分がいない時間に掃除をしてくれる便利なアイテムですが、ロボット掃除機が通れる高さに注意しないと、効果が半減してしまいます。とくに汚れやすいダイニングやリビングでは、ロボット掃除機の活躍に期待したいところ。「ソファの下がギリギリ通れない……」となれば、ガッカリしてしまいますよね。

ロボット掃除機がスイスイと掃除できる環境を「ルンバブル」といいます。呼び方は、もちろんあのロボット掃除機に由来しています。

そこで今回は、北海道旭川の家具メーカー「WOW」がロボット掃除機が通れる高さの目安をテーマにお話します。

「新居に引っ越す際にロボット掃除機を導入しようと思っている」という方は、ぜひご一読ください。記事の終盤では、快適なルンバブル生活を支える旭川家具を4つご紹介します。

ルンバが通れる高さの目安

まずは、ロボット掃除機の代名詞「ルンバ」のサイズを参考に考えてみましょう。

「ルンバ」には、手ごろな価格のモデルからハイエンドのモデルまで、たくさんのシリーズがあります。

ただ、サイズには大きな違いはなく、高さ87〜90mm、幅312〜353mmで作られています。

そのため、ルンバの動線スペースは、高さ10cm 幅40cmあれば、問題なく通ることができるでしょう。

ロボット掃除機が通れる高さで家具を選ぶメリット

ルンバブルな環境を整えることで、どれだけのメリットがあるのでしょうか。主に3つの要点に整理できます。

①ロボット掃除機の効果を最大限に活かせる

自動掃除機能を最大限に活かせることが、第一に考えられる大きなメリットです。当たり前といえばその通りなのですが、実際のところ「買ってみたはいいものの、ロボット掃除機があまり活躍できていない」という家庭は、けっして少なくありません。それはやはり、ルンバブルな環境を計算できていなかったためです。

②開放感のある空間になる

ルンバブルな環境づくりのためには、家具がキーポイントとなります。ロボット掃除機が通れるような脚の高さの家具をそろえると、自然と開放感のある空間になります。

③床に物を置かなくなる

ルンバブルな環境を意識すると、意識的に床に物を置かなくなります。すると、導線がすっきりして、非常に気持ちの良い空間になっていきます。床に物を置かないようにするにはどうすればいいのかという思考が習慣化し、自然と“収納上手”になっていく。これもまた、ルンバブルな環境づくりの副次的なメリットといえるでしょう。

ロボット掃除機が家具の下を通過するのが難しいときの対処法

すでに家具が揃っている方にとっては、ルンバブルな環境に改善するのが難しい場合もあるかもしれません。ロボット掃除機が通れない家具の高さである場合、どのような対処法があるのでしょうか。

チェアをテーブルに掛ける

ダイニングテーブルの周りは、テーブルやチェアの脚が混みあっているので、リビングやキッチンと比べて床掃除がしにくいことが多いです。ロボット掃除機が稼働するタイミングにあわせて、チェアをテーブルにかけておくとよいでしょう。たとえば下図のように、テーブルの天板にチェアの座面を乗せるようにすれば、ロボット掃除機の導線が確保できます。

写真はあくまでも参考です。テーブル天板とチェア同士が触れると傷になる可能性がありますので、実際に行う際は、クロスや布で触れる部分を覆うようにしてください。
チェアをテーブルに掛ける
コンパクトスリムで女性でもラクラク持てる「half chair」

家具の脚を長くする

木材や専用のアイテムを用いて脚の継ぎ足しを付けることで、家具の高さを上げることも可能です。ただし、継ぎ足しの材質やデザインによっては家具の見栄えが悪くなってしまうリスクがあります。

なるべくロボット掃除機の妨げにならない位置に置く

脚の高さが低い家具は、ロボット掃除機の動線を邪魔しない位置に置く工夫も選択肢のひとつです。ロボット掃除機に掃除してほしいエリアを“まとめる”というイメージで配置を検討してもいいかもしれません。

ロボット掃除機のある暮らしを快適にするコツ

ロボット掃除機の環境づくりをすることで、自然と開放感のあるインテリアになります。「ロボット掃除機を使うほど部屋は広くないかも?」と迷っている方にも、インテリア次第で、十分に導入する価値があるといえます。

以下に、ロボット掃除機をより快適に使うためのコツを紹介します。はじめて導入する方は、ぜひ意識してみてください。

厚みのあるラグは敷かない

ルンバは、約2cmの高さの段差であれば乗り越えることができます。

そのため、2cmを超える厚みのあるラグを敷くことは避けるべきでしょう。

厚みが大きいラグは、それだけで部屋の雰囲気が重めになってしまう特徴もあるため、快適性の面を考えても薄いラグが理想的と言えます。

床にものを置かない

さきほども触れましたが、大切なことなのであらためていいますと、ロボット掃除機がスムーズに稼働するために、極力床に物を置かない生活を心がけたいところです。忘れがちなのは、コンセントなどコード類。ロボット掃除機は障害物を避ける機能を搭載していますが、コードがごちゃごちゃ密集していると、そのスペースを掃除できず、ほこりが溜まってしまう可能性があります。

ペットがいる場合は毛が絡まりにくいタイプを選ぶ

ロボット掃除によっては、ペットの毛が絡まってすぐに動作を停止してしまうタイプがあります。大きな原因は「ブラシ」です。毛のブラシで掃除するタイプは、ペットの毛が非常に絡みやすいため要注意。一般的には、ペットの毛が絡みにくいのはゴムブラシタイプといわれています。メーカーによって性能は様々ですので、比較検討してみましょう。

ルンバのある暮らしを支える家具たち

北海道旭川の家具メーカーWOWのラインナップには、ルンバブルな暮らしを支える“ちょうどいい高さ”や“ラクラク持ち上げられる”家具があります。以下に、4つピックアップしてご紹介します。

KAKUスツール

KAKUスツール
KAKUスツール

ふるさと納税の返礼品としても大人気のKAKUスツール。無垢材ならではの、やわらかで滑らかな肌ざわり。ビスやネジを1本も使わずにつくられており、卓越した木工技術を見て触れて体感できます。

KAKUスツール

KAKUスツールは木製なのに、重量はたったの約2.7kg。2リットルのペットボトル1.5本分程度の軽さです。女性や子どもでも、片手で持ち上げて移動することができます。座面の中央の穴に指を入れると、さらに持ち運びやすくなります。

キッチン、リビング、書斎、玄関、寝室。あらゆるところに新たな快適をもたらすKAKUスツールは、WOWのロングセラーの一つです。

half chair Op.2

half chair Op.2
half chair op.2

「国際家具デザインコンペティション旭川」(IFDA)を受賞した「half chair op.1」の二作目。座面が通常のチェアの1/2で設計されているため、背もたれがついているのに奥行35.2㎝のスリムコンパクトな仕上がりに。チェアの後ろのスペースを気にする方にもぴったりです。ダイニングチェアとしても活躍してくれます。

国際家具デザインコンペティション旭川」(IFDA)でゴールドリーフ賞を受賞した「half chair op.1

half chairは、通常のチェアよりも座面の奥行きが半分しかありませんが、見た目からは想像できない安定した座り心地です。

half chair Op.2

スッと背筋が伸びる機能美。疲れにくい姿勢に不可欠な「骨盤を立てる」動作を自然に行えるようになります。

直線と曲線の程よいバランスが特徴的で、シンプルながらも洗練された存在感を放ちます。

half chairシリーズはインテリアにもぴったりなチェアです。ロボット掃除が通れるくらいの脚の幅がありすし、軽量サイズなのでテーブルの上に掛けておくこともできます。

half chair Op.2
引き出し付きのhalf chair op.2

オプションで引き出しをつけることも可能です。読書がお好きな方は老眼鏡、ギターを弾く方はピックや弦を入れておくと便利ですね。

log

log

logは、ハイスツールとミドルスツールの中間くらいの高さでちょうどいい座り心地を実現したスツール。

座面の厚みは持ちやすさを追求していて、部屋のあらゆる場所で腰をかけることができます。また、座った時の足の角度はちょうど平面になるため読書やパソコンの作業にも向いています。

logはルンバのためのインテリアにも効果的。床の小物を載せたり、ルンバの稼働時に配置を変えることでルンバの掃除エリアを広げることができます。

log
こちらはEZOASHにブラックのカラーリング。木目を艶やかに引き立てています。
log

座面の裏の絶妙な曲線。持ち運びがしやすいように配慮されています。

座面の高さは59.5㎝。ミドルスツールよりも高く、ハイスツールよりも低い。そこには新しい景色があります。

数ある家具のなかでも、スツールは「思いのままに移動できる家具」のひとつ。logと一緒に、家の中のいろんなところに腰掛けてみてください。暮らしの動線が少し変わるだけで、インテリアの可能性が大きく変わるかもしれません。

log
log

BOOK RACK

BOOK RACK
BOOK RACK

BOOK RACKは、通常の本棚のような重苦しさがなく、開放的に本や雑誌をディスプレイすることができるアイテム。

浮遊感がある存在感や背面まで手を抜いていないデザインは、配置する場所を選びません。

脚が長くルンバが下を通ることができるので、本棚のある部屋でも、清潔で軽やかな空間にすることができます。

BOOK RACK
BOOK RACK

「ブランコのような浮遊感」を感じるユニークなシルエットです。傾斜をつけているのがポイント。マガジンラックのように表紙を面にしても本が安定するため、“魅せる収納”としても活躍してくれそうです。

BOOKRACK
BOOK RACK

「並べて使いたい」というユーザーの声も多いBOOK RACK。図書館やクリニックだけでなく、「本を飾る楽しみ」のある生活空間を求める方にもぴったりです。デザインブックやコーヒーブックを並べてみたいものです。

“つかいたい”をつくりたい。限りある木を、価値ある木に。

WOWは、限りある木材を使い、家具による快適な暮らしの実現を目指しています。良質な天然木に恵まれる北海道旭川の土地で、1972年に創業。北海道の木を多くの人の暮らしに結びつける家具づくりを続けてまいりました。

社名「WOW」には、「感嘆の言葉=Wow」と、「価値ある木=Worthy Wood」という2つの意味を込めています。

良質で存在感のある木にいのちを吹き込み、暮らしを快適にする機能美を持つ家具。私たち日本人の生活空間に自然に溶け込み、部屋の居心地をより良くしてくれます。

WOWは幅・奥行き・脚の長さ・引き出しの数を変更するイージーカスタムや、お客様のご要望を形にして提案するカスタムオーダーを得意としています。全国からの問い合わせ・配送も承っておりますのでお気軽にご相談ください。

対象の製品であれば、お好みの高さにチェアやテーブルの脚をカットすることができます。「あともうちょっと低ければ……」という、その“あともうちょっと”にしっかりお応えします。

“つかいたい”をつくりたい。限りある木を、価値ある木に。

脚カットで高さ調整できる製品

脚カットで高さ調整できる製品
右から「half chair」「MARCH TABLE」「スツール系全般」。

脚カットで高さ調整できる製品
脚カットで高さ調整できる製品

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