失敗しないダイニングチェアの選び方!長く使える椅子を選ぶ上で抑えておきたい4つのポイント

2023.02.13 チェア
失敗しないダイニングチェアの選び方とは?重要度の高い順で解説します。

ダイニングチェアを選ぶ際は、「腰かけたときの椅子の高さ」「テーブルと椅子のバランス」「長く使える耐久性」「テーブルやインテリアとの調和性」を意識するのが大切です。

当記事では、北海道旭川の家具メーカー「WOW」が、失敗しないダイニングチェア選びに役立つポイントをわかりやすく要点をまとめて紹介します。

この記事を読めば、

  • 理想のダイニングチェアの高さが計算でわかる
  • バランスのいいテーブルと椅子の組み合わせが計算でわかる
  • 家具メーカーなら脚をカットして高さを調整してくれる

ことを理解でき、自分でチェックリストをつくって冷静にダイニングチェア選びができるようになりますよ。

古くなったダイニングチェアのみを買い替える、あるいは新居に引っ越す際にダイニングテーブルだけを持っていきたいという方は、ぜひ参考にしてください。

ダイニングチェアの選び方で気を付けることベスト4

ダイニングチェアは、たいてい複数揃えるのが前提ですので、失敗は避けたいですよね。ダイニングチェア選びで意識したほうがいいポイントは以下の4つです。重要度の高い順でまとめました。

【1位】椅子の高さ

まず第一に、椅子の高さがあなたの身長に合っているかを確認しましょう。「床に足裏がつくか」がポイントです。

【2位】テーブルと椅子の高さのバランス

次に、ダイニングテーブルと椅子の高さが適切なバランスかを確かめます。テーブルの天板と椅子の座面の差、つまり「差尺(さじゃく)」で判断します。

【3位】耐久性

ダイニングチェアは、生活の中でとくに腰かける機会の多い家具です。家族で長く使うことを想定すると、天然木を使った木製椅子が定番です。

【4位】デザインの調和性

ダイニングセットは存在感の大きい家具。間違いなくダイニング空間の主役となりますので、ダイニングチェアは、テーブルのデザインとの相性だけでなく、インテリア全体のテーマとの調和を考慮する必要があります。長く使う家具ですから、納得のいくデザインを選ぶようにしましょう。

失敗しないダイニングチェアの選び方

上記のランキングをもとに、選び方のコツをわかりやすく解説します。

理想の椅子の高さは「足裏が床につく」が条件

椅子の高さを間違えると、座り心地が悪くなるだけでなく、肩こりや頭痛などの健康被害も引き起こす可能性があります。理想の椅子の高さは、「足裏が床にしっかりつく」が条件です。

理想の椅子の高さは「足裏が床につく」が条件

椅子の高さは計算式で求めることが可能ですので、購入の参考にしてください。

身長×0.25=座面の高さ(cm)

「座面の高さ」とは、お尻の部分から床までの距離のことです。

テーブルと椅子のバランスは「差尺」が基準

テーブルと椅子の高さの適正バランスは「差尺(さじゃく)」で求めることができます。差尺とは、テーブルの天板と椅子の座面の高さの差のことです。

テーブルと椅子のバランスは「差尺」が基準

差尺も計算式で求めることができます。

身長×0.25=座面の高さ(cm)

椅子の耐久性は家族が長年使い続ける前提で考える

「せっかくデザインを揃えたのに、壊れた一脚を買い替えたことで統一感がなくなった」ということにならないよう、丈夫で長く使える家具をしっかり選びましょう。

椅子の耐久性は、素材つくりで決まります。数ある素材の中でも、天然木の椅子は何十年も使い続けられる丈夫な素材です。わたしたち家具メーカーは、何度も耐久テストを繰り返すことで耐久性に確信が持てる製品だけを世に送り出しています。

椅子の耐久性は家族が長年使い続ける前提で考える
写真は「MARU STOOL
椅子の耐久性は家族が長年使い続ける前提で考える
写真は「PALAPELI STOOL

椅子のデザインはテーブルと合わせて統一感を出す

あなたのダイニング空間はどんなインテリアを目指していますか? 複数揃えることになるダイニングチェアは、インテリアのアクセントとして重要な役目を果たします。無難に色や素材を合わせてもよいですが、あえて方向性の違う椅子を揃えるのも◎。空間に躍動感が生まれます。

「長く使える」ダイニングチェアは品質にこだわりを

長く使えるダイニングチェアを選ぶなら、品質へのこだわりは決して譲れません。

なぜなら、ダイニングチェアは日々の食卓を支える、文字通り「毎日使う」家具だからです。座り心地はもちろんのこと、耐久性や素材の質感も、日々の満足度に大きく影響します。

そこでおすすめしたいのが、木製のダイニングチェアです。

木材ならではの温もりと、使い込むほどに深みを増す風合いは、空間に豊かな表情を与えてくれます。無垢材を用いたチェアであれば、その堅牢さは長年にわたり安心して使い続けられる証となるでしょう。丁寧に手入れをすれば、世代を超えて愛用することも夢ではありません。

一方で、ファブリックやレザー・合皮の椅子は、デザインのバリエーションが豊富で、比較的安価に入手しやすいという魅力があります。しかし、日々の使用による汚れや傷みは避けられず、特に小さなお子様がいるご家庭では、定期的なメンテナンスや買い替えが必要になることも少なくありません。

長い目で見れば、品質にこだわった木製チェアを選ぶことは、結果的に買い替えのコストを抑える賢い選択と言えるでしょう。上質な素材と丁寧な技法によって作られた椅子は、多少の傷も味わいとなり、生活空間に風格さえもたらします。

毎日触れるものだからこそ、確かな品質のダイニングチェアを選び、豊かな時間を育んでいきませんか。

ダイニングチェアにも最適「half chair」シリーズ

ダイニングテーブルを選ぶ際、まず気になるのは、ダイニングスペースにきちんと収まるかどうかですよね。特に、椅子を引いた時に十分なスペースが確保できるかは、日々の快適さを左右する重要なポイントです。

そこで考慮したいのが、ダイニングテーブルと壁との距離です。目安として75cm程度のスペースがあれば、椅子に座っていても窮屈さを感じにくいでしょう。このゆとりが、快適な食事の時間を生み出す秘訣と言えます。

もし、十分なスペースを確保できない場合は、スリムでコンパクトなダイニングチェアを検討してみてはいかがでしょうか。

例えば、WOWの人気製品「half chair(ハーフチェア)」は、奥行きがわずか35.2cm。一般的なチェアの奥行き(40~50cm)と比較すると、約15cmもコンパクトなんです。

WOWの「half chair」は、その名の通り座面の奥行きを通常の半分にすることで、限られたダイニングスペースにゆとりをもたらし、開放感あふれる空間を実現します。「空間のゆとり」は、きっと「心のゆとり」にも繋がるはずです。

コンパクトなサイズからは想像しにくいかもしれませんが、「half chair」は座り心地にもこだわっています。狭い座面が自然と背筋を伸ばし、快適な姿勢を保てるように設計されているのです。

half chairシリーズ|WOW公式オンラインショップ

これからダイニングチェアを買うならメーカーに高さ調整を依頼しよう

失敗したくないダイニングチェア選び。長く使い続けられるダイニングチェアをしっかり揃えたいなら、受注生産に対応している家具メーカーに依頼するのも選択肢の一つです。

椅子の脚カットができる

そのメーカーの製品なら、ダイニングチェアの脚カットに対応してくれる可能性があります。気になった製品があれば、カタログやサイトから問い合わせて相談してみましょう。

“ぴったり収まる”が美しさを引き立てる

すでにダイニングテーブルがある場合は、事前に寸法を伝え、「差尺が〇〇㎝のダイニングチェアを揃えたい」と相談すれば、スムーズに話が伝わりやすくなります。

どの家具にも言えることですが、“ぴったり収まる”というのが、簡単そうで実は難しいのです。メーカーによるサイズオーダーは、まさにその“ぴったり収まる”を実現し、真に美しいインテリア空間を創造するサービスといえるでしょう。

机と椅子のカット承ります。サイズオーダーならWOWにおまかせください

1972年創業のWOWは、日本六大家具のひとつ北海道旭川を拠点とする家具メーカーです。幅・奥行き・脚の長さ・引き出しの数を変更するイージーカスタムや、お客様のご要望を形にして提案するカスタムオーダーを得意としています。全国からの問い合わせ・配送も承っておりますのでお気軽にご相談ください。

対象の製品であれば、お好みの高さに椅子やテーブルの脚をカットすることができます。「あともうちょっと低ければ……」という、その“あともうちょっと”にしっかりお応えします。

机と椅子のカットが無料サービス。サイズオーダーならWOWにおまかせください

脚カットで高さ調整できる製品

右から「half chair」「MARCH TABLE」「スツール系全般」。
左から「half chair」「MARCH TABLE」「スツール系全般」。
オンラインショップで下見をする 電話で直接聞きたい 資料が欲しい
机と椅子のカットが無料サービス。サイズオーダーならWOWにおまかせください

まとめ

ダイニングチェアを選ぶ際に気を付けることベスト4

  1. 椅子の高さ
  2. テーブルと椅子の高さのバランス
  3. 耐久性
  4. デザインの調和性

失敗しないダイニングチェアの選び方

  • 理想の椅子の高さは「足裏が床につく」が条件
  • テーブルと椅子のバランスは「差尺」が基準
  • 椅子の耐久性は家族が長年使い続ける前提で考える
  • 椅子のデザインはテーブルと合わせて統一感を出す

これからダイニングチェアを買うならメーカーに高さ調整を依頼しよう

  • 椅子の脚カットができる
  • “ぴったり収まる”が美しさを引き立てる

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